(私の中での)最強のごまかし方【名探偵コナン】

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『でもこれに関しては赤井さんも悪いですよ！』


「…」


『エイプリルフールに聞き出そうとしたのが間違いですね！

嘘って言葉で逃げれる日に呼び出しちゃだめですよ。』


「そんなはぐらかし方してくるとは誰も思わんだろ。」


はあ、と呆れたようなため息をこぼす赤井さんに、最後の言葉を投げる。



『まあまあ、私のことを知るのはまだ早いってことです！』



それだけ言って玄関に向かう。

あ、ちなみに工藤邸です。



「また、聞きに行くからな。」


『え、今度はこっち来てくれるんですか？』


「ああ、明日にでも。」


『あ、遠慮しまーす。』



逃げるように玄関のドアを開けて外に出ようとすると、


勢いよく腕をつかまれる。普通に痛い。



『なんですか？』


「…さっきの、」


『さっきの？』


「いや、なんでもない。家まで送ろうか。」


『まだ昼ですし大丈夫です。じゃあさようなら！』



話していた時にゆるんだ拘束をごく自然に振りほどいて工藤邸をあとにする。


嘘という言葉で片づけてしまったけど、


今日赤井さんに話したことは本当のことだ。


話した後に考えることじゃないけど、話してよかったんだろうか。


神様とやらに何を言われたわけじゃないし多分大丈夫だけど。



そんなことを考えながら家まで歩いて帰った。




・




「…さっきの、」




＿＿さっきの話、本当に嘘なのか？





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本編に関係あるかと言われればありますけど、

このシーンに似たものが本編で出てくるのかと言われたら困りますね。


まああるんじゃないですか(適当)

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