賭けに負けたので、ぶりっ子演じます。

第２９話 ページ32

里奈side


部活も終わり、体育館の鍵も閉め、職員室に鍵を返しに行こうとしたところ


及川｢あ、愛沢ちゃん！
俺、職員室に用があるから代わりに返しておくよ！｣


と及川先輩が言ったので、言葉に甘えて鍵を渡し、二人の待つ場所に行った。


里奈『ごめん、遅れた』

二人以外、人は見当たらなかったのでぶりっ子口調ではなくいつもの口調に戻った。


美波｢ううん！大丈夫だよ！｣

椿｢鍵返しに行くの早かったわね｣


里奈『及川先輩が、職員室に用があるからって代わりに行ってくれた。

…で、私がいなくなった後何があったのかなー？』ﾆﾔﾆﾔ


美波｢ｯ！！｣

椿｢｣


あ、また赤面しちゃった。
椿ちゃんに関しては、フリーズしちゃってる。


美波｢えっと…あの後、国見くんが…｣

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美波side


はぁ…国見にお礼言われた…
もうそれだけで、満足だなぁ〜…


国見｢立花先輩｣


もうニヤニヤが止まらないよ〜…


国見｢立花先輩！｣


ｯ！！！


……え！！？！？


国見｢…聞こえてますか？｣


美波｢え、あ、はい、////｣


あの国見くんが、上目遣いで私の様子を伺っている…！！！
無理！死ぬ！！！近い！！！

でも、国見くんが話しかけてるんだからしっかり気をもたねば！！


国見｢…今日はアドバイスありがとうございました。先輩がした通りにやったら、いい感じに出来ました。俺、先輩の事誤解してたけど、いい先輩なんですね｣


それじゃ、と会釈して国見くんは戻って行った

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美波｢国見くんが今日2度もお礼言ってくれたし！！いい先輩ですね！って言ってくれたんだよ！！

もう尊い！！！！｣


里奈『美波ちゃん、ドウドウ

椿ちゃんは？？』


椿｢あ、えっと、私は＿＿＿｣

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