第24話 ページ27
奈緒side
飛雄を連れて、教室に戻ると…
そこには、女子が待ち構えていた。
飛雄「ｯ…！？」
女子「君が、奈緒の弟君か〜。
うん、奈緒にそっくりだねぇ〜…
それでは、皆の衆…
かかれぇぇい！！！！！」
ﾄﾞｯｯ！！！！！
あっという間に飛雄は、女子に捕えられてしまった。
女子「じゃあ、奈緒は弟君が着替え終わるまで、台本読んでて！
あ、及川くん！いつまでも、しょげてないで奈々ちゃんと読み合わせして！！」
奈緒『りょーかーい』
及川「別に、しょげてなんかないし…」
しょげてんじゃん。
奈々「と、徹！ほら、元気だして！
読み合わせ、しよ？」
及川「うん…」
うん。奈々可愛い。癒される。うん。
あれは、負ける。
奈々には、勝てない。
可愛すぎる。最強だわ。
…台本読んでるか。
奈緒『…��アンタ、白雪姫って言ったけ？
私は、アリス。よろしくな！��』
アリスと白雪姫の最初の出会い。
次は、ハートの女王のシーンでいっか。
『��おい、アンタがハートの女王？
悪いけど、私はアンタなんかの思い通りに動いたりしないから。そこの帽子屋、私に返して��』
飛雄「…��おやおや、これはアリスではないか。
私を、助けるためにわざわざここまで？
とんだご苦労だな��」
ｯ飛雄！採寸終わったのか。
奈緒『��苦労なんかじゃない。私が好きで助けに来てるんだよ。アンタには言いたいことが山ほどある。だから、一緒に逃げよう��』ｽｯ
ここでアリスは、帽子屋に手を差し伸べる。
飛雄「��…ﾌｯ、しょうがない。
その山ほどある話を聞くために、一緒に逃げてあげるか��」ｷﾞｭｯ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
