リハビリ ページ4
《立花慎之介》
リハビリ室の前に日野くんと潤くんが到着したみたいだから迎えに行ったら、そこには神谷さんと良平がいた。
立花「話したのか？」
福山「神谷さんの圧に負けました…」
それはそれは・・・・。
日野「どう調子……」
立花「前よりかは動かないけど、頑張ってるよ」
福山「・・・そうか」
木村「小野さんは何の病気なんですか？」
日野「・・・手根管症候群といって手が痺れる病気なんだ。
けど、先日の検診で悪化してね。両手ほとんどが痺れて、たまに感覚がなくなってきたんだって……。」
神谷「そ、そんな」
立花「僕達だって信じられませんでした。けど、小野くんがこの業界から辞めようって悩んだ時、俺らが盾になって誰にも言わずに守ろうって思ったんです」
福山「だけど、バレちゃいました…………」
立花「お前がバラしたんだろ……ったく」
木村「あの……江口がなんで手術したかとかって分かりますか？」
近藤「・・・」
小野「外うるさｯｯｯ………ってなんでいるんですか？」
神谷「いちゃ悪い？」
小野「病院では静かにして下さいよ,,,」
福山「終わったか？じゃあ帰るぞ」
小野「あ、江口くんの病室に連れてって」
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小野「僕だけ入るから来ないでね」
木村「え！ちょっ「止めとけ」近藤さん」
近藤「2人にしか話せる事なんじゃない？病人同士の何かが」
----10分後、小野くんは病室から出て来て、小野くんの病室へと帰った。
小野「で。何が聞きたいんですか？江口くんの件は口止めされてるんで話せませんけど」
神谷「いつ病気が見つかったの？」
小野「3年前からです。年齢ごとに悪化するとは担当医が言ってましたけど、まさか皆がいないと生活が不便になるまでになるとは思いもしませんでした。」
神谷「なんで僕には言わなかったの？」
小野「最初から誰にも言わないつもりでした。１人で療養しようって決めてましたし、でも潤達の目の前で倒れたんです。僕」
立花「倒れたから僕らに言ったのか？」
小野「倒れちゃったからには逃げ場がないって分かって辞めようと思った。」
福山「で、俺達が小野を介護しようと決めた訳」
木村「江口の事、何か知ってるんでしょ？涙なんでもいいんでお願いします！泣お願いします！」
神谷「僕からもお願い」
近藤「Dちゃん,,,」
小野「あの子が"いいよ"って言うまで僕は言いません」
----約束したので
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作者名：獅亜 | 作成日時：2018年9月22日 16時
