真実と恐怖 ページ15
木村「あの時倒れたから、声優人生を辞めるとの同時に入院したって事か？」
江口「僕も小野さんも、今､､､生死の窮地に立っている状態です。小野さんも小野さんで考えた結果でしょう。
僕は、逆に31歳まで生きているっていう事実が奇跡ですので、自分でも驚いています。」
入野「何で､､､直ぐ相談をしないんだよ！(泣)小野さんもお前も、１人で抱え込み過ぎ！」
柿原「･･･後、俺らに内緒にしている事は？」
江口「･･･次の検診結果によるけど。----僕があとどれくらい生きられ「言うな！」良平さん」
木村「言うな！お願いだから！(泣)----なんで、江口なんだよ！(泣)」
鳥海「良平･･･」
江口「じゃあ､､､良平さん。僕の命が尽きるまでいてください。僕は、良平さん達に看取って貰いたいです。僕の最後のわがままです。お願いします」
岡本「看取ってあげる！あげるから､､､最後だなんて言わないで(泣)」
小野「(僕も勇気出してDABAの皆に言わなくちゃね)潤に電話〜…」
福山「小野？元気か？今から皆で向かうから」
小野「ありゃ……先越された。----ｳｯ!ｵｴｯ！」
看護師「小野さん！聞こえますか？！----先生！緊急です！小野さんが急変しました！」
鈴村「小野が急変ってどういう事や！？」
櫻井「落ち着け鈴。今､､､手術中だから」
鈴木「小野さん､､､大丈夫なんすっよね？」
福山「主治医が言うには、急変したら覚悟しといて欲しいと前に言われた…。」
鈴木「なんすかそれ……。そんな言い草、小野さんはもう助からないって言ってるもんじゃないですか！」
福山「あいつは！バカだから！皆に迷惑掛けないよう、１人で逝くつもりだったんだよ！覚悟は前からしてるんだよあいつは！(泣)」
杉田「やめてください！小野さんは今、頑張っているです！僕達が諦めている場合じゃないです！」
鈴木「･･･ﾁｯ!なんで、言ってくれないですかねあの人は(泣)」
中村「あの人なりのわがままだったんじゃない？あのおっさん、変な所頑固だよね､､､？もっと早く言ってくれたっていいじゃん(泣)」
主治医「皆さん･･･いたんですか」
菅沼「先生！小野の様子は・・」
主治医「一命は取り留めました。しかし、右手＆下半身は完全に麻痺し動かしづらくなるでしょう。
多分、近々寝たきり状態が続くと思います。」
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作者名：獅亜 | 作成日時：2018年9月22日 16時
