85話 ページ34
ライブ終わりの大打ち上げが終わって
今は深夜2時ごろ。
良平さんとうぃんぐさんは
近くのホテルにもう一泊して帰るみたいだけど
俺はAが心配なのと早く顔が見たい
っていう理由で急いで帰ってきた。
まぁ、もう寝てるだろうけど…
ガチャ
『おかえり』
江口「ただいま…って待っててくれたの?」
『なんか寂しかったから早く会いたくて…』
江口「っ…///あーもー」
チュッ
『ん…』
江口「そーゆーこと急に言わないでよ…
なんか、焦る。」
『へへっ…』
江口「というか…体大丈夫?」
『大丈夫だよ。』
江口「そっか。よかった。」
『もうすぐ産まれるね…』
江口「そうだね。」
『名前決めなきゃね〜ふたり分』
江口「名前ね………ん?ふたり分って言った今。」
『うん言った。』
江口「え、なに。え?」
『結構前の話になるんだけど
お医者さんがね見間違ってたみたいでね、
男の子と女の子の双子なんだって。』
江口「……もっと早く言ってよ…。」
『驚かせたくて笑』
江口「俺もっと仕事頑張んないとな笑」
『倒れる気?』
江口「へ?」
『もう十分忙しいのにまだ仕事増やすの?私怒るよ?』
江口「いや、だって………」
『だってじゃない!もう。』
江口「なんかごめん。」
『分かればよろしい( *¯ ꒳¯*)
って事で寝よ?ほら、早くお風呂はいってきて。』
江口「先寝てていいよ?」
『(−ε−*)ムゥ』
江口「なに笑」
『一緒に寝たいの!だから早く!』
顔を真っ赤にさせながら
可愛いことを言ってくれるもんだから
思いっきり抱きしめると耳まで赤くするから
ほんとに可愛い。
子供が生まれたらこんなことも出来なくなるんだろうな
なんて思うと寂しいけど、家族が2人も増えるんだ
って思うとそんな寂しい気持ちもどこかに
吹き飛んだような気がする。
でも、家族がこれからどんなに増えようとも
俺の中で1番愛してるのはAだけだよ。
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りさ - 初めまして!お話読ませてもらいましたが、めっちゃキュンキュンしました!機会があれば一緒にリレー小説を占ツク以外でやりたいです!頑張ってください! (2019年3月1日 20時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - ? 。さん» コメントありがとうございます!短編集...確かに面白そうです!考えておきます! (2019年2月21日 18時) (レス) id: 15d5c24313 (このIDを非表示/違反報告)
? 。(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく拝読させていただいております^_^ストーリーとか別にこの作品の短編集とか読みたいです^_^ (2019年2月21日 7時) (レス) id: 53ade05bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいな | 作成日時:2019年2月15日 2時