従兄弟の旦那さん！

番外編：Valentine-2- ページ3

江口side

今日は仕事が午前中だけで昼頃には家にいたんだけど…
Aが帰ってこない。

………….......….......….......….......….......…

〜朝〜

『今日はね〜SparQlewのラジオだけだから
お昼頃には帰るようにするね〜！』

江口｢俺も昼頃には家にいるよ。｣

…….......….......….......….......….......….......

なんて会話をしてたんだけど…もう16時
いくらなんでも遅過ぎないか。
連絡もない。電話…してみるか。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

〈おかけになった電話番号は電波の届かない所にあるか
現在出ることは出来ません。〉


江口｢出ない…｣

心配だから探しに行こうかと上着を着た時

ｶﾞﾁｬﾘ

『ふぃ〜ただいまぁ〜！』

江口｢っ！！！｣

『たっだいま〜！…？なんで上着きてんの？』

江口｢A！今までどこにいたの？！｣

『えっと…スパクルちゃんたちとご飯に…』

江口｢連絡は？｣

『携帯の電源が切れてました…』

江口｢…心配するから誰かの携帯でも借りて
俺に連絡ちょーだい。今日ならちばしょーいたでしょ？｣

『…ごめん。』


しょんぼりしてるのが可愛くて
つい、抱きしめてしまう。


江口｢分かればよし。｣

『ありがと。…でさ、この状況は一体…？』

江口｢俺がAを抱きしめてるの。｣


そっと下を向くと耳まで真っ赤にした彼女が。


『そ、それは分かってるんだけど…もう離しても良くないですか。』


なんて、照れくさそうに言うもんだから
ついついからかってしまう。


江口｢なに〜？恥ずかしいの？顔真っ赤だよ。｣

『っ…///も、もう！拓くんチョコあげないよ？！』

江口｢チョコ…？｣

『バレンタイン！』

江口｢え、あ！嫌だ！欲しい！｣

『だったら離して。』

江口｢ちぇ…｣

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