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番外編:甘え ページ18

このお話は3連休明けの2人のお話です。

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『じゃあ、行ってきます。』

江口「行ってらっしゃい。」

…あれから3日。

この3連休。世間は3連休だが私達は
イベント三昧、しかも地方の。
だからこの3日間、私は拓くんと
少しの間離れ離れでした。


『ただいま…。』


流石に疲れた。土曜日に大阪。
日曜日に仙台。いくらなんでも移動距離ってもんが
あるでしょうよ…新田さん。
私ヘトヘトだよ。それと…寂しいよ。

普段は離れてても平気だけど…
流石に3日も離れると寂しいものです。

まぁ、拓くんはそんなの思ってないんだろうけど。


一足先に家に着いた私は
お風呂に入ってリビングでゴロゴロしている。


しばらくして…

江口「ただいま…。、」

『おかえり。お疲れ様。』


甘えたい…けど、拓くんも疲れてる。
これ以上疲れさせる訳にもいかず…
あと、性格的に甘えることも出来ず時間だけが過ぎていく。


拓くんもお風呂に入って今は2人で
リビングでテレビを見てます。


『ふふっこの芸人さん面白いね笑』

江口「だね〜…っはぁ。ビール美味い。」

『あ、私もお酒飲もっと。』

江口「何飲むの〜?」

『んー?チューハイかな?』


少し悩んで私の好きなチューハイを選び
ソファに座ろうとしたその時。


江口「A。こーこ。」

『ん?』

江口「こっちおいで。」


拓くんは自分のすぐ横をぽんぽんっと叩く。
いつもなら絶対座らないけど…今日は
甘えたいから少しだけ素直に。


『…ん。』

江口「今日素直じゃん。」

『うっさい。』

江口「…疲れてんでしょ。ほら、甘えてきなよ。」

『なんで…?』

江口「さっきから甘えたい〜って顔でこっち見てるじゃん。」

『そ、んな顔してないし。』

江口「あ、ほんとに甘えたいんだ。」

『っ…試したな。そーだよ、甘えたいの。
今日は…いい?』

江口「別に今日だけじゃなくてもいいのにね〜
いいよ。おいで?」

『ん。』


私は『会いたかった』、『寂しかった』、
『触れたかった』その思いを込めて
ぎゅっと拓くんに抱きついた。

番外編:甘え-2-→←74話



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りさ - 初めまして!お話読ませてもらいましたが、めっちゃキュンキュンしました!機会があれば一緒にリレー小説を占ツク以外でやりたいです!頑張ってください! (2019年3月1日 20時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - ? 。さん» コメントありがとうございます!短編集...確かに面白そうです!考えておきます! (2019年2月21日 18時) (レス) id: 15d5c24313 (このIDを非表示/違反報告)
? 。(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく拝読させていただいております^_^ストーリーとか別にこの作品の短編集とか読みたいです^_^ (2019年2月21日 7時) (レス) id: 53ade05bcf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいな | 作成日時:2019年2月15日 2時

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