【tist】君が塗り替えると言うのなら【トレイ・クローバー】 (ページ4)

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クロッケーページ4

ｺﾝｯ

「あ、入った！」

tr「上手いな…やったことあるのか？」

「ううん、本でちょっとやり方を読んだくらい」

あっという間に本を片付けて、2人に連れられて気がつけばクロッケーをしていた。
チェーニャはボールを見に行ってる。

che「なんでその距離で入るかにゃぁ」

tr「これはチェーニャの負けじゃ無いか？」

che「おみゃーは口を挟まにゃ死ぬんかねぇトレイ…」

上手上手と頭を撫でられて、初めての感覚で少し嬉しい。
けど、そんなに歳は離れてないはずなんだけどなぁ。

「というかクロッケーって1対1か2対2でやるゲームじゃなかったっけ？」

tr「ああ、確かに奇数人でやるゲームではないか…
　せっかく友達になれたなら皆んなで出来る別のゲームの方がよかったかな？」

やった事なかったから、これもとっても楽しいけどね。

che「やっと入ったがね Aはクロッケーがうまいにゃぁ」

「そうかな？ありがとう」

che「ほいじゃ、次はトレイの家でトランプでもどうかにゃあ？」

tr「俺の許可無しか？まあいいけどな
　 Aも行こう、こっちだよ」

トレイが差し出した手を握って、私は2人について行った。
トランプはやった事がある。
一人で…だけどね。

誰かと一緒にやってみたかったから楽しみだなぁ。