【名探偵コナン】4人暮らし

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「ちょ、ちょっと待ってください」と、安室さんを制止する。相変わらず沖矢さんを睨みつけたままの表情に、焦燥感を煽られた。対する沖矢さんはというと、眉を潜めたまま安室さんを見据えている。

「不法侵入者って……安室さんが部屋に入れたのではないんですか？」
「…僕はこんな『見るからに怪しい』人物を招き入れたりはしませんよ」

強調しないでください、安室さん。

「妙な物音がしたのでリビングに行ったら、彼が居たんです」

「早く通報しましょう」と急かす安室さんに、どうしようかと悩んでしまう。

もし彼が不法侵入者だとして、名前をそう易々と教えるものなのか？それに、彼はさっきから逃げようとする素振りも見せずに、その場に立ったままだ。

おかしいのはそれだけじゃない。安室さんもだ。なんだか焦っているようにも見える。不法侵入者が目の前に居て焦るのは分かるが…安室さんの態度からして、それじゃない気がする。

安室さんと初めて会った時に感じた妙な違和感がして…。それ故に、通報するのはなんだか気が引けてしまうのだ。

……こんなことを聞くのは変だと思いますけど。

沖矢さんの方に視線を向けて、静かに問いかけた。「…本当に不法侵入者ですか？」と。

「Aさん！」と安室さんの呼ぶ声がするが、気にしない。沖矢さんは少し驚いた表情をして(といっても、目を閉じているから本当に驚いてるのかは分かりませんが)「違います」と答えた。


安室さんの顔が更に険しくなる。沖矢さんは私に視線を向けたままだ。

少し息を吸って、その言葉を投げ掛けた。

「……監視映像の履歴を見ませんか」



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コメントについてでお伝えしたのですが、少し誤解を生むところがあったのでこの場で補足させていただきます。

コメントは個人的に返せないと書いたのですが、それは「コメント欄ではレスをつけて返せない」ということです。わざわざ回りくどい発言をしてしまい、すみません…。

頂いたコメントは場を設けて話中で返させていただきます。ということでコメント返し。

皇さん
コメントありがとうございます。更新が不定期だったり、馬鹿みたいに更新しまくったりとバラつきがありますが、頑張ります！

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