再戦 ページ9
.
「着きました」
伊地知さんの声に目線をタブレットから外へ向ける
『ありがとうございます』
そう言い車から降りる
『なるほど…』
目の前には建設途中の建物
と言ってもほぼほぼ出来上がっている
タブレットにあった情報によると、工事が始まってから怪我人が立て続けに出ていたらしい、そして先日遂に死者が出たのだとか
そのため工事は中止、調査の結果呪霊の仕業だということがわかったらしい
呪霊の強さも数も記されていなかった
『ま、行けばわかるか』
伊地知さんに帳を下ろしてもらい建物の中へ入る
『(気配的にそこまで強いのはいなさそうだな)』
そう思いながら呪霊の気配がする方へと向かう
足を進めるにつれ、違和感が…
『(何だろう？呪霊の気配が1箇所に集中してる？)』
ふと、開けた場所に出た
その中心付近には呪霊の塊
『なにあれ、なんで固まってんの？』
見た感じ2級から準1級程度の呪霊がひしめき合っていた、あたしに気づいた途端襲いかかろうとしてきたが
『集まってくれてたのは好都合
花想操術＿"睡蓮"』
あたしに1番近かった呪霊がバチンっ！と音を立てて消えた、それを合図に周りにいた呪霊も全て消える
先程より遥かに広く感じる空間の中心
『何だろう』
？！
『宿儺の指…？なんでこんなところに…』
"これ"に先程の呪霊たちは群がっていたのか
？！
突然、先程までとは明らかに違う呪霊の気配
『(この呪力…)』
「"やはり貴方が来ましたか"」
目から枝を生やしている呪霊
この間の特級だ
"やはり"ってどういうことだ？
あたしが来るのを分かってた？
『こんなところで何してんの？もしかして
「"貴方に答える義理はありません"」
この呪霊なんかむかつくんだよね
この間吹っ飛ばされたのも忘れてないかんな
「"貴方に
『断る、と言ったら？』
「"ここで死んでもらいます"」
拒否権とか最初からないじゃん
「(なんかあったらすぐ連絡してね)」
五条先生の言葉を思い出す
でもこの状況じゃ無理だな〜
『それじゃあ、あたしがあんたを祓わなきゃね』
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珠月(プロフ) - 萌歌さん» そんなあなたが神です！(？)前回に引き続きコメントありがとうございます嬉しすぎます\( *°ω°* )/ (2022年3月9日 20時) (
レス) id: ba98b33905 (このIDを非表示/違反報告)
萌歌 - 棘君なんかかわいいしかっこいいし主人公、かわいすぎるしもう最高超えて神です (2022年3月6日 10時) (レス) @page21 id: 29dfa18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - 明日羽さん» ありがとうございますぅ( ;ᯅ; )そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!! (2022年1月29日 22時) (レス) id: bbd378e802 (このIDを非表示/違反報告)
明日羽(プロフ) - 控えめに言って最ｯｯｯｯ高ﾃです!! (2022年1月29日 20時) (レス) @page45 id: 27c3def8c6 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - ひなさん» 貴重な睡眠時間を！！！ありがとうございます！！！！ (2021年6月19日 7時) (レス) id: 6b18f29148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠月 | 作成日時：2021年4月11日 23時
