団体戦 ページ2
.
「あの、これは見方によってはとてもハードないじめなのでは…」
「うるせぇしばらくそうしてろ」
お葬式の時によく見る"あれ"を持たされている悠仁
どっから持ってきたんだろう…
暫く悠仁に先輩たちについて雑な説明をしたりしてたけど、どうやら作戦会議は終わったらしい
移動中恵が悠仁に話しかけていた、何かあったのかな？とも思ったが戻ってきたふたりを見て
『(心配すること無かったな！)』
と安心した
その後五条先生と庵先生のありがたいお言葉(？)を聞き、交流会はスタートした
走り出したあたしたちの前に一体の呪霊
「先輩！ストップ！」
恵がそう言ったのとほぼ同時
「うおお！！」
『(うわ、でたゴリラ！！)』
突然出てきた東堂先輩の顔面に蹴りを入れる悠仁
真希先輩の「散れ！」の言葉にあたしたちは二手に別れた
『悠仁大丈夫かな？』
「あいつなら大丈夫だ」
恵のその一言に何故かすごく安心した
しばらく走り続ける、が
『(…なんかおかしい)』
違和感を感じているのは恵も一緒だった
『ねぇ、恵…』
「あぁ、あいつら…虎杖殺すつもりじゃないですか」
「ありえるな、恵戻るぞ」
「すみません」
「何謝ってんだバカ、A、お前はこのまま呪霊狩りを続けろ」
『え、でも…』
「心配なのは分かる、今は私らに任せろ」
『…分かりました！』
真希先輩の言葉に頷き2人と別れた
パンダ先輩たちもきっと気づいているはず
今は悠仁のことは任せよう
『よし！呪霊狩りまくるぞ！』
1人気合いを入れて林の中を進んでいく
すると目の前に呪霊の姿
『お、みっけ！
花想操術＿"朝顔"』
生い茂る木々が呪霊に絡みつく、そしてバチンッという音と共に弾け飛んだ
林の中ってやりやすいな…
まとめて出てきてくれると有難いんだけどな〜
ま、そんな都合よくないよね
地道に行くか
と、再び林の中を走り出そうとした時
『(ん、この気配)』
と思い、ひょこっと木の隙間から気配がした方を見る
『狗巻先輩！』
「？！」
『先輩も呪霊狩り継続組ですか？』
「しゃけ」
なんて会話をしていると、玉犬が何かをくわえてきた
『腕？というか必要なのは携帯の方か』
「しゃけしゃけ」
どうやら先輩には既に事情は説明されているようだ
あたしに、耳守っといてねとジェスチャーをすると
携帯を手に取り誰かに電話をかけ始める
「眠れ」
そういうことね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 752人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珠月(プロフ) - 萌歌さん» そんなあなたが神です！(？)前回に引き続きコメントありがとうございます嬉しすぎます\( *°ω°* )/ (2022年3月9日 20時) (
レス) id: ba98b33905 (このIDを非表示/違反報告)
萌歌 - 棘君なんかかわいいしかっこいいし主人公、かわいすぎるしもう最高超えて神です (2022年3月6日 10時) (レス) @page21 id: 29dfa18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - 明日羽さん» ありがとうございますぅ( ;ᯅ; )そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!! (2022年1月29日 22時) (レス) id: bbd378e802 (このIDを非表示/違反報告)
明日羽(プロフ) - 控えめに言って最ｯｯｯｯ高ﾃです!! (2022年1月29日 20時) (レス) @page45 id: 27c3def8c6 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - ひなさん» 貴重な睡眠時間を！！！ありがとうございます！！！！ (2021年6月19日 7時) (レス) id: 6b18f29148 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珠月 | 作成日時：2021年4月11日 23時
