合流 ページ1
−A side−
「な、なんでみんな手ぶらなの？」
めちゃくちゃ荷物持ってる野薔薇ちゃん
「あ？お前こそなんだその荷物は？」
「何って、これから京都でしょ？京都"で"姉妹校交流会…」
「京都"の"姉妹校"と"交流会、だ東京で」
あちゃー、完全に勘違いしてたね
「うそでしょ〜！！」
「どうりで最近会話が噛み合わないわけだ」
『ご、ごめんね野薔薇ちゃん、ちゃんと説明すれば良かったね…』
「いや、Aのせいじゃねぇだろ」
「しゃけ」
『去年勝った方の学校でやるみたいだよ』
そう、去年の交流会は京都校でだったのだが、人数合わせで出た"乙骨憂太"という先輩が"里香ちゃん"？の解呪前だったので圧勝だったらしい
なんの事だかさっぱりだけど
「おい、来たぜ」
真希先輩の視線の先にはあたしたちと同じような制服を着た人たち
『(げ、この間の2人…)』
まぁ当たり前か…でもすごく苦手！嫌いとまでは言わない、苦手！！！
なんて思っているとどちらからともなく言い合いが始まった
仲良くできるわけないよね〜うん
「はーい、内輪でケンカしない！まったくこの子らは」
と、間に入ってきたのは京都校の引率の先生かな？
てか五条先生はどこ行ったのさ
「おっまた〜！！」
いたわ、なんて思い声のした方を向くと大きな荷台を押しながら走ってきている
なんであんな機嫌良さそうなの、キモイな
なんて思ってるのはあたしだけじゃなかったようだ
そんで京都校の人たちに変なお土産配ってるけど、あたしだったら絶対要らない
すると突然五条先生がこちらを向いた
「そして！東京のみんなにはこちら！」
こっちにもあるんだ…
「はい！おっぱっぴー！」
「故人の虎杖悠仁君でーす！！」
『「「？！」」』
……この状況に頭がついていけてないのはあたしだけでは無いらしい
「おい！なんか言うことあんだろ」
涙をためて悠仁が入ってる箱を蹴る野薔薇ちゃん
「生きてること…黙っててすんませんでした…」
生きてた…良かった…
『悠仁！！おかえり！生きててくれてありがとう！』
「うおっ！おう！ただいまA！」
野薔薇ちゃんみたいに泣けない代わりに目一杯の笑顔で言ったあたしは思いっきり悠仁に抱きついた
びっくりしていたが、しっかり受け止めてくれるあたりやっぱり悠仁だ
「棘、顔怖ぇぞ…今くらい許してやれよ」
「おか…しゃけ…」
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珠月(プロフ) - 萌歌さん» そんなあなたが神です！(？)前回に引き続きコメントありがとうございます嬉しすぎます\( *°ω°* )/ (2022年3月9日 20時) (
レス) id: ba98b33905 (このIDを非表示/違反報告)
萌歌 - 棘君なんかかわいいしかっこいいし主人公、かわいすぎるしもう最高超えて神です (2022年3月6日 10時) (レス) @page21 id: 29dfa18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - 明日羽さん» ありがとうございますぅ( ;ᯅ; )そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!! (2022年1月29日 22時) (レス) id: bbd378e802 (このIDを非表示/違反報告)
明日羽(プロフ) - 控えめに言って最ｯｯｯｯ高ﾃです!! (2022年1月29日 20時) (レス) @page45 id: 27c3def8c6 (このIDを非表示/違反報告)
珠月(プロフ) - ひなさん» 貴重な睡眠時間を！！！ありがとうございます！！！！ (2021年6月19日 7時) (レス) id: 6b18f29148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠月 | 作成日時：2021年4月11日 23時
