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「たま」

優しく呼ばれて顔を上げると、頭に掛かっているブランケットがそっと捲られる。

「愛してる」

優しい口付けに、幸せで身体中が満たされていく。絶えず注がれる愛に、素直な気持ちが言葉として溢れる。

「…としくん、俺も、愛してる」

白いベールじゃなくて、ブランケットだったけど。
チャペルじゃなくて、俺の家の寝室だけど。
宮田と俺と、二人だけだけど。

二人で誓う、二人だけの幸せの形。
ゆっくりと歩いていきたい。
君と、ずっと。

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作者名:みいこ | 作成日時:2020年10月22日 12時

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