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「俺。避けられてる理由ばっか考えてたけど、Aに嫌なことしたんじゃねぇのか？って思ったら理由よりまず謝りたくなったんだ。だからごめんなA。」
理不尽な避けられ方してるのに普通謝れる？
優太の人の良さは知ってるけど、ここまでだったとはね、
『馬鹿でしょ』
「Aの言う通り、俺馬鹿だからさ。気づかないうちにAに嫌な思いさせてそうで怖いんだ」
『別に何もされてない』
「なら何？教えて。絶対謝るし直すところは直すから！約束する！命かける！」
『命かけるなんてそんな無責任なこと言わないでよ。もう帰る』
「A！」
腕を掴まれて強制的に立ち止まる。
勢いよく降りたブランコはシャリンと鎖の音を立てていた。
「責任とれるって言ったら、好きになってくれるの？」
『もう嫌なの！そういうの疲れた‥』
力なく離された手にハッとして、
振り返った先にいた優太は苦しそうに眉をひそめて笑っていた。
『ご、ごめんっ‥』
「ううん。俺が悪いよ。Aは何も悪くないから。結局長いこと引きとめてごめん。明日の文化祭楽しもうな！じゃあ、また明日」
横を通りすぎて公園から出ていく優太を見送る事も出来ずに
ただ反動でまだ微かに動いているブランコを無意味に眺めていた。
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エル(プロフ) - 初めまして。完結おめでとうございます。このお話すごくキュンキュンさせてもらいました。その後の2人も見たいです！ (2019年9月25日 8時) (
レス) id: d814e1e955 (このIDを非表示/違反報告)
名無し2580号(プロフ) - はあ切ない (2019年9月23日 19時) (レス) id: 0efd09d6a0 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 移行おめでとうございます！いつも素敵なお話を届けていただきありがとうございます！応援しています！ (2019年9月22日 22時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 初めまして。このお話しが大好きで、シリーズ最初から何度も読み返しています。いつも優しくて穏やかなじんくんが、たまにちょっと強引になるところが一番キュンキュンします。最後まで更新楽しみにしています！ (2019年9月22日 13時) (レス) id: fb1ae61a76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年9月22日 11時
