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夏休み最後の日、じんくんが家に来た。
「行こっか」
『どっか行くの?』
「行くよ、おいで」
群青色の空に赤く染った雲が浮かんでいる。
着いた場所は学校帰りに来ていた広い公園で、そこには紫耀と優太と水口さんがいた。
「黙っててごめん、最近誘っても来ないこと多いし。言ったら断ると思ったから。」
『うん。断ってたと思う』
「Aー!久し振りー!」
私達に気づいた紫耀が大きく手を振った。優太少し気まずそうに笑って、水口さんは軽く頭を下げていた。
私はじんくんを置いて水口さんのもとへ真っ直ぐ歩み寄った。
『わたあめ、ごめん。』
優太が大きな目を丸くしているのが横目に見えた。
「え!あ、全然大丈夫です。私こそしつこくてすみませんでした。」
『うん』
「Aが謝るなんて、珍しい」
『そういう気分だっただけ。じんくん黙って』
「よし!!じゃあやりますか!!」
「じゃじゃーん!見て、A。花火やりたがってたでしょ?」
優太の掛け声で紫耀が取り出したのは大きめの花火セット。
そんなこと言ってたなんて忘れてた。
じんくんがロウソクに火を灯してそれぞれ選んだ花火にそれをつけていく。
『凄い、綺麗!紫耀見て!』
「ちょ、A!火、近いって」
『いいじゃん!見てよ』
「見てる!見てるって!」
『紫耀怖がりすぎ、おもしろ』
大袈裟な紫耀が面白くてお腹がよじれるくらい笑った。
正直、優太の視線を感じたけど自意識過剰だと思って見返すのは止めた。
これでいいの。
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みょん氏(プロフ) - Fujisaku888さん» な!泣かせてしまいすみませんっ!でもそこまでじっくり読んでいただけるのは嬉しいです。気持ちが明るくられるようなお話にしていくので、涙より笑顔にできるよう頑張ります!コメントありがとうございました! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - 名無し2580号さん» 初めまして!こんなつたない文で感情移入して頂けるなんて‥感無量です!ありがとうございます。更新率あげられるよう頑張ります!コメントありがとうございました! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます。楽しみにして頂いているなんて光栄です。素敵な小説をお書きになられるさえさんに褒めていただき嬉しいばかりです!(勝手にプロフィールから飛びました。ごめんなさい)最後まで楽しんで頂けるよう頑張るので今後も宜しくお願いします! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» いつもコメントありがとうございます!そうですよね、きゅんさんの言う通りじんくんも幸せになれるよう頑張って書いてみます! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
Fujisaku888(プロフ) - 感情移入しすぎて泣いちゃいました…みんな幸せになってほしいです!更新楽しみにしています! (2019年9月12日 0時) (レス) id: 703216cfaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん氏 | 作成日時:2019年9月1日 0時