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「A、大丈夫?」

『ごめん、じんくん。話しかけないで』


みんなから遅れて歩く私に合わせてくれるじんくん。

こんな風に突き放してもちゃんとそばにいてくれた。


「あんちゃんは何食べたい?」

「わたあめ!」

「よし!買ったる!今日だけ特別な!」


優太の隣にいる水口さんは女の子らしい浴衣を着ていてキラキラ輝いて見えた。


「はい、Aはこれ!焼きそば」

「Aさん焼きそば好きなんですか?」

「そ!こいつこんなんばっか好きで、全然女子力とかないんだよな!」

「そんなことないですって!私、Aさんに憧れてるんです。本当に綺麗で」

「はは、あんちゃんがお世辞上手だな!」

「え、そんなことないですよ!Aさんは、ほら!わたあめも似合いますよね」



水口さんはにっこり笑って私にわたあめを渡そうとした。

傷つけようなんて全く思ってないだろうけど
今の私には馬鹿にされてるように感じて手が出せない。


『要らない』

「遠慮しないで下さい、って言っても買ったのは岸先輩ですけど」

『‥‥要らないって』

「え?」

『要らないって言ってるでしょ!』


パシッと払い除けたわたあめは地面に落ちた。


「最低だな」

「岸くん!ちょっと待って」


水口さんの手を取って離れていく優太を紫耀が追いかけて行った。

全身の力が抜けてしゃがみ込んだ私を
じんくんは責めもしないで落ちたわたあめを拾ってくれた。

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みょん氏(プロフ) - Fujisaku888さん» な!泣かせてしまいすみませんっ!でもそこまでじっくり読んでいただけるのは嬉しいです。気持ちが明るくられるようなお話にしていくので、涙より笑顔にできるよう頑張ります!コメントありがとうございました! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - 名無し2580号さん» 初めまして!こんなつたない文で感情移入して頂けるなんて‥感無量です!ありがとうございます。更新率あげられるよう頑張ります!コメントありがとうございました! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます。楽しみにして頂いているなんて光栄です。素敵な小説をお書きになられるさえさんに褒めていただき嬉しいばかりです!(勝手にプロフィールから飛びました。ごめんなさい)最後まで楽しんで頂けるよう頑張るので今後も宜しくお願いします! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» いつもコメントありがとうございます!そうですよね、きゅんさんの言う通りじんくんも幸せになれるよう頑張って書いてみます! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
Fujisaku888(プロフ) - 感情移入しすぎて泣いちゃいました…みんな幸せになってほしいです!更新楽しみにしています! (2019年9月12日 0時) (レス) id: 703216cfaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みょん氏 | 作成日時:2019年9月1日 0時

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