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『お母さん浴衣ある？』
「子供の頃のやつしかないよ。」
紫耀の言っていた夏祭り当日の朝
浴衣を探してみたけどあるはずがない。
いいや。どうせ馬鹿にされるだけだし。
「A、こっちこっち」
『紫耀ひとり？じんくんは？』
鳥居の前にいた紫耀と合流して
その後すぐに来たじんくんは
まじまじと私を見て何か言いたそうにしている。
『なんでしょうか』
「浴衣、期待してたんだけど？」
『知らないよ。言われてないし』
浴衣は着ようと思ったけど
それは優太に見て欲しかっただけだしじんくんが期待してたなんて関係ないっちゃない。
「おーっす！みんな揃ってんな！Aは安定の普段着！！！逆に安心するわ！」
「遅くなってすみません」
現れた優太と水口さん。
私は優太に何言われても反応出来なかった。
だって優太の右手と水口さんの左手がしっかり繋がれていて
それは2人が付き合い始めた証拠みたいなものだったから。
「無視か！それも安定だな！よし！行こう！！」
じんくんも紫耀も驚いた顔してる。
私は来てそうそうに帰りたくて仕方がなくなった。
「岸くんちゃんと説明してよ」
「紫耀！見てわかるだろ？(笑)分かんないか！まだ紫耀はお子ちゃまだもんな！」
「うるさいわ(笑)」
「ねぇ、岸くん。ちゃんと言って。」
聞きたくないのにあやふやなままでいいのに。
じんくんは真剣な顔して、優太だけを見ていた。
「俺達付き合いました！！！」
優太の隣で恥ずかしそうに笑う水口さんも
そんな彼女の手をしっかり握り続けてちゃんと彼氏になってる優太も見たくなくて、目を伏せた。
「無視だな！！もう慣れたわ！(笑)」
照れ隠しなのか大袈裟に笑う優太。
心臓を抉り取られたような痛みを抱えながら滲んでいく提灯を眺めていた。
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みょん氏(プロフ) - Fujisaku888さん» な！泣かせてしまいすみませんっ！でもそこまでじっくり読んでいただけるのは嬉しいです。気持ちが明るくられるようなお話にしていくので、涙より笑顔にできるよう頑張ります！コメントありがとうございました！ (2019年9月12日 21時) (
レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - 名無し2580号さん» 初めまして！こんなつたない文で感情移入して頂けるなんて‥感無量です！ありがとうございます。更新率あげられるよう頑張ります！コメントありがとうございました！ (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます。楽しみにして頂いているなんて光栄です。素敵な小説をお書きになられるさえさんに褒めていただき嬉しいばかりです！(勝手にプロフィールから飛びました。ごめんなさい)最後まで楽しんで頂けるよう頑張るので今後も宜しくお願いします！ (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» いつもコメントありがとうございます！そうですよね、きゅんさんの言う通りじんくんも幸せになれるよう頑張って書いてみます！ (2019年9月12日 21時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
Fujisaku888(プロフ) - 感情移入しすぎて泣いちゃいました…みんな幸せになってほしいです！更新楽しみにしています！ (2019年9月12日 0時) (レス) id: 703216cfaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年9月1日 0時
