YouTuberのまねーじゃー！ (ページ43)

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命令ページ43

―――シルクsaid

アスレチックの時マサイとアイツが楽しそうに話していた。

それ見てすげぇイラついた。

イライラしたまま何とかアスレチックと動画を撮り終えて休憩に入る。

シ「水飲んで涼んでくるわ。」

モトキにそう伝えてからみんなと離れた場所に行く。

一人で居るとイライラの根源がやって来た。

A「シルクさん！お疲れ様でしたっ！」

笑顔でタオルを渡してくるA。

その顔見るとイライラはなくなっていった。

シ「お前、マサイと何話してたの？」

A「あ、あれ…私がカメラの電源切っちゃって…。」

シ「はぁ？！…っはは、やっぱA、天然だわ！」

A「あ、また！！天然じゃないです！しかも何気に呼び捨てになってるし！」

シ「悪ぃか？」

A「いや…いいですけど…。」

こいつ、すげぇ可愛い。

ヒカキンさんじゃなくて俺達の…俺のマネージャーだったらよかったのに。

シ「お前はアスレチックしなくて良かったの？」

A「はい！見てるだけで！」

シ「そっか、危ねぇもんな。」

A「シルクさん、アスレチックの時かっこよかったですよ！」

シ「…。」

こいつ何て言った？

A「？？…シルクさーん？？」

シ「…かっこいいと思うなら俺のマネージャーになれ。」

A「何で命令？！」

楽しそうに笑うA。

俺は真面目なんだけどな…。

Aが去ったあとも＂かっこよかった＂の言葉が離れない。

魚民さんから死ぬほど言われてる言葉なのにあいつから言われるとどこか違う。

モ「シルク、Aちゃんに惚れすぎ。」

シ「わぁっ？！…なんだ、モトキか。びっくりした。」

…。

って…え？！

シ「モトキ何で分かった？！」

モ「いや、何年の付き合いだよ。」

笑いながら言うモトキ。

そんなに俺分かりやすかったかな？