YouTuberのまねーじゃー！ (ページ41)

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作戦ページ41

―――Asaid

みんながアスレチックを始めた。

ンダホさんが手を振ってたので振り返して、それからみんなにカメラを向けた。

マ「カメラしてたことあるの？」

マサイさんが質問してきた。

A「ないです！」

マ「自信満々だな！」

A「はい！でもヒカキンさんの動画が好きでずっと見てたらこんなアングルから見てみたいな、とか思うのでその気持ちで撮ってます！」

マ「YouTube…てかヒカキンさん大好きなんだね！」

A「えへへ。」

何か他の人に言われると照れるなぁ…！

すると突然カメラから謎の音が鳴った。

A「マサイさん！何か変な音鳴りました！！どうしよう！壊れたかな？！」

マ「貸してみ。…んー、これ、Aちゃん。電源ボタン押したみたい。」

A「え！！どうしよう！消えましたか？今までの動画！」

マ「いや、消えてないと思うよ。またつけて撮り直そう？」

A「はい…。よかった。マサイさんありがとうございます！」

マ「いやいや！お安い御用！」

マサイさんが居て助かったー！

A「私、カメラアングルとか言ってるけどカメラの扱いが分かんないからダメですよね…？」

マ「そんな子初めて見た。天然？」

A「またっ！！違いますっ！！」

マ「この前も天然ってシルクにいじられてたもんね。」

A「ほんとに違うんですよー！！」

マサイさんと笑い合っていると視線を感じた。

アスレチックからシルクさんとヒカキンさんが見ている。

A「二人とも見てますよ！」

マ「え？あー…やばいかな。」

A「どうかしました？」

マ「いや、何でもない！」

私は二人に手を振った。

するとシルクさんはふいっと顔を背け、ヒカキンさんは軽く手を振ってくれた。

みんながアスレチックを再開した時マサイさんにこそっと話しかけられた。

マ「Aちゃん、あとでシルクには＂アスレチックの時かっこよかった＂って言って、ヒカキンさんにも＂あんなに動けるなんてかっこいい＂って言って！お互い一人の時にね！約束！」

A「わ、分かりました…。とにかく褒めればいいんですね！」

何か分からないけどマサイさんの真剣な表情…。もしかして褒めて伸ばす作戦かな？褒めて良い動画作っていけるように…。それなら頑張らなくちゃ！！