YouTuberのまねーじゃー！ (ページ5)

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気付いたページ5

ほっぺをおさえて赤くなってかわいいけど…。

ヒ「なんか飲む？」

A「はい。」

ヒ「飲まない？」

A「はい。」

固まってしまってる。

ヒ「そろそろこっち向いてくれる？Aちゃん。」

チラッとこっちを見つめるAちゃん。
なんかもう、すんごくかわいい…。

さっきからかわいいばっかりだな。
これじゃあAちゃんの事好きみたいじゃん！

A「ヒカキンさん。」

ヒ「ふぇっ？！」

やべっ！変な声出た！！Aちゃんの事考えすぎて1人でテンパってる…！！

A「大丈夫ですか？？仕事しましょう！」

ヒ「あ、ぁあ！うん！…ところで、なんで床に座ってるの？ソファー座ればいいのに。」

A「だってそれは大事な場所じゃないですか！」

ヒ「大事な場所？」

A「はい！モデルで言うランウェイのような、ミュージカルで言う舞台のような、そんな場所じゃないですか！ここはヒカキンさんの舞台ですよ！そんなよそ者の私がのこのこ座れません！」

ヒ「なるほど…そんなふうに思ってくれて嬉しいよ、ありがとね、Aちゃん。」

今まで俺は彼女とか作る気にすらならなかった。動画が1番だから。動画に支障が出ることはしたくなかった。視聴者さんのために。

でも…
こんな子と付き合えるんだったら

彼女…居てもいいのかな。

って、こんないい子Aちゃんくらいだわ！

Aちゃんと付き合えたら楽しいだろうなぁ…。

ってまた！勝手にそんな事考えて！！

1人で何度もツッコんでいるとAちゃんが口を開いた。

A「ごめんなさい！偉そうでしたよね？」

ヒ「あっ、いや！全然！！本当に嬉しかったよ！」

A「よかったぁ！」

Aちゃんの笑顔を見て久しぶりに胸が高鳴った。