YouTuberのまねーじゃー！

私の番 ページ26

あの後トイレからンダホ君が戻ってきて、セカンダリを撮ってFischer'sは帰って行った。


俺ちゃんと笑えてたかな？




A「ヒカキンさん、お疲れ様でした！」


ヒ「…あ、うん。」


A「ヒカキンさん…？大丈夫ですか？疲れちゃいました？」


ヒ「…。」



疲れたんじゃない。嫉妬と自分が憎い気持ちが渦巻いている。



A「ヒカキンさん！休みましょう！」



そう言ってAちゃんは俺の手を引き、寝室に連れていった。



ヒ「俺、YouTubeずっとやってきて辞めたいって思ったの初めてだ。」


ベッドに腰掛けながらそう言うとAちゃんは泣きそうな顔になって、



A「辞めないで…。」



と言った。



A「ヒカキンさんが辞めたらみんな悲しみます！もちろん私も…。何でそう思ってしまったのか分からないけど…でもYouTubeやってなかったら私はヒカキンさんに会えてなかったんですよ？辞めちゃったらまた会えなくなっちゃうのに…。」



ヒ「…そうだね。」


そう言うとAちゃんは俺の事を抱きしめた。



ヒ「Aちゃん…？」



A「今日はヒカキンさんが元気ないから今度は私の番です！」


ヒ「なにそれっ。」



Aちゃんの言葉に思わず笑顔がこぼれた。

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