YouTuberのまねーじゃー！ (ページ13)

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高熱ページ13

―――Asaid

朝起きた時から何だか体調が悪かった。
目が重たいしぼーっとするし少し肌寒かった。

でもヒカキンさんの所に行かなきゃ…。

A「ヒカキンさん、おはようございます。」

ヒ「あ、おはよー！」

今日もヒカキンさんは元気そうだ。

私は何だか凄く寒い。

上着も脱がないで居るとヒカキンさんに言われた。

ヒ「上着脱がないの？」

A「何だか寒くて…。」

ヒ「大丈夫？風邪？」

A「わかんないです…。」

ヒ「ちょっとおデコかして。」

そう言ってヒカキンさんは私のおデコに自分のおデコをぶつけた。

ヒ「ちょっと熱いな…。」

A「ちょっ、ヒカキンさん？！」

ヒカキンさんの顔が目の前にあってドキドキしてクラクラして熱が出ちゃうよ…！

ヒ「いいから！熱測ってみて？」

脇に挟んだ体温計から音が鳴った。

A「38.3℃…。」

ヒ「よくこんな高熱でここまで来られたね…。」

A「すいません、うつさないためにも帰った方がいいですよね。」

ヒ「いや、こんな状態で帰すのはさすがに…。」

A「でも…。」

ヒ「…これ、俺のパジャマ。暖かいからこれ着てベッドで寝てて。」

A「悪いです！」

ヒ「いいの！…お願いだからゆっくり休んで？」

A「はい…。」

ヒカキンさんの圧に負けて休ませてもらうことにした。

A「あったかーい。」

ヒカキンさんのパジャマに毛布。どれもいい物だからか凄く暖かかった。

ヒ「ちょっとコンビニ行ってくるから寝てていいよ！」

A「ありがとうございます。」

もう＂行かなくていいですよ！＂って反対する体力も無いくらい。ごめんなさい、ヒカキンさん。

そこから記憶はない。