わたしの隣

代わり ページ17

『ねぇ、隼くん無事!?』





_隼具合悪いらしい



この間のランチで連絡先を交換した玲於くんから連絡があったのは5分前



すぐに靴を履いて隣の部屋のドアを勢いよく開けた



「...A？」

『生きてる!?』

「なにそれ笑 てか、なんで来たの、俺具合悪いから伝染るよ」

『やだこの期に及んで何言うの』


隼くんの寝ているベッドに近づけば、
あんま近づくな
って布団を被り直す隼くん



「ゴホッ...」

『切実に代わってあげたい』

「やだよお前がこんな目にあうの笑」



なに突然の優しさ
ズッキュン


『お、お薬買ってくるからコンビニで、ゆっくり寝ててて！』

「さんきゅ、」

『あとポカリね』

「はいはい」


着の身着のまま出てきたわけだけど、上着を取りに戻るわけでもなく急いで隼くん家をでた


それにしても、
『思った以上に辛そうだったなあ』


ピロン

履ききっていない靴にかかとを通しながらポケットのスマホを取り出す

『お、』



玲於【隼どんな感じか様子みてくんね？】


『もう、みてきたよお』



とりあえず急いでるから返信は後ですることにして、

エレベーターのボタンを連打して急いで乗り込んだ

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