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スエット ページ12

『7時30分だよ』

「んー...」

『亜嵐くん下で待ってるってよ?』

「んー...え!」


すごい勢いでベットを飛び出た隼くんは寝癖も直さずクローゼットから洋服を引っ張り出す


『やだ、そんな急に脱がないでようわ、こっち来ないで』

「あ、コンタクト入れなきゃ」

『それ着てからでいいでしょ!』


そんな私の話も聞かないでスタスターって洗面所に向かう隼くん

寝室に残った抜け殻を拾う

『ちょ、いきなり戻ってこないでってば』

「いい加減慣れろってー」


慣れるなんてむりむり
そんな完璧な体なんて慣れた方が怖いよ


「じゃあいってきまーす」

『今日はみんな一緒なの?』

「そうそう」

『頑張ってね』

「あーい」バタン



『ふぅ、』

亜嵐くんたちだって昨日一緒に飲んでたのに

なんで隼くんだけお寝坊しちゃうの


でも、何だかんだ忙しいこの朝も無かったら無かったで寂しいのかもなあ





相変わらず可愛く丸まってる隼くんの抜け殻を拾い集める

さっき脱ぎ捨てたスエットはまだ隼くんの温もりが残ってて


なんだか自分で自分が変態になった気分

初めてのランチ→←ごめんなさい



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設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , 佐野玲於   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:はるまき | 作成日時:2018年4月17日 19時

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