わたしの隣 (ページ1)

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いつもの朝ページ1

『ねぇ、また脱ぎっぱなしなの』

「帰ってきたら片付ける」

『って言っていつもやってあげてるけどさ、』

「すごい感謝」

はあ、なんで毎朝こうなの
素晴らしいほどの寝坊
寝坊オリンピックあったら優勝だよ

『あ、亜嵐くんから連絡きてるよ』

「A出といて」

出といてって...
普通じゃありえないからね？

『はい...早急に向かわせますから、はい』

「亜嵐くんおこってた？ぺっ！」

洗面所に戻れば口をゆすぐ隼くん

『ぺっ、じゃないよ隼くん、急いで』

「うん、もうすぐ行けるよもうすぐー..ほら！行ってきます！」

『気をつけてよ』

「はーい」

ドアがゆっくり閉まりながら隼くんが無事に出かけたのを見送って部屋の抜け殻を拾う

『はあほんとに毎日毎日』

わたしをなんだと思ってるんでしょう

隼くん無事間に合いました!ありがとう!

A朝からお疲れ様でした、がんばってね

もう結局は可愛くなって許すけど

『はあ結局許しちゃうんだから』

わたしもダメダメじゃん