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＊
コナン side
「貴方、なにやってるのよ」
隣に座る灰原に白けた目で見られる。
「うるせー」
「名探偵が犯罪やってどうするのよ」
「飲んでないから未遂だっつーの」
「はぁ、世も末ね」
ひどい言われようだ。
溜め息をつき前を向く灰原に倣うように前を向けば、元太達が楽しそうにサッカーしてる。
ったく、俺も本当の小学生だったらコイツ等みたく心置きなくサッカーできんのにな。
「それにしても心が広い人ね、謝ったら許すなんて…私だったら絶対に許せないけど」
「あぁ、…凄い人だよ、A先輩は」
「そのA先輩ってあの人じゃない？」
「っ！？」
灰原の指差す方向にはA先輩と湊先輩。
ふと、湊先輩が自分のブレザーをかける。
笑顔を見せながら話すA先輩の姿。
自然と拳を握る。
「ずいぶんと仲良さげね」
「………あぁ」
なんで、なんでなんでなんで……なんでだよ。
A先輩の笑顔を向ける相手は間違ってるんだ。
A先輩は分かってない…本当にA先輩を愛しているのは俺だということを。
「灰原、俺先に帰るな」
「待って」
パシッと手首を掴まれる。
「あなた、よからぬ事を考えてるんじゃないでしょうね」
「は、？」
「あなた、今、自分がどんな顔してるか分かってるの？
＿＿今にもひと一人殺しそうよ」
「………っは、何言ってんだよ、
＿＿＿＿俺は探偵だぜ？」
灰原の手をそっと離し、地面を蹴った。
そうだ。
俺は、探偵だ。
だから俺は＿＿頭脳戦で勝負してやる。
もう二度と、A先輩を怖がらせずに……
身も心も、俺のものにしてやる。
灰原 side
「あれ？コナン君は？」
「彼なら急用が出来たから帰ったわ」
「ちぇー、つまんねぇーの！」
「しょうがないですね、僕達だけでも博士の家に行きましょうか！」
「おう！」
工藤くんの目……
Aさんを見る目も、隣に居る湊さんを見る目も…どちらも背筋が凍るようだった。
特に湊さんを見る目は、今にも殺してもおかしくないほど……殺気だっていた。
…彼をあんな目にしてしまうAさん。
一度、話してみたいものね。
「哀ちゃん、なんで笑ってるのぉ？」
「…ちょっと、楽しみができたのよ」
＊
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
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そらね - なんだかんだで夢主ちゃんの心配をしてる感じの湊くん、素敵です！ (2022年4月22日 18時) (
レス) @page32 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - ユキさん» お目通しいただきありがとうごいます。ヤンデレ尊いですよね！頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - イアデビルさん» お目通しいただきありがとうごいます。頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はあヤンデレ尊い……更新頑張ってください！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 78a4c2c60e (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです更新頑張ってください！ (2020年4月24日 10時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水梨リンゴ | 作成日時：2020年4月17日 10時
