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＊
「はじめまして、捜査一課の刑事の佐藤美和子です！」
「はじめまして！AAと申します！」
「もしかして、湊くんの彼女？」
「ち、違います！湊とは幼馴染みで…」
「あら、そうだったの！湊くんのおかげで、怪しまれずに自然と接触できた凄く助かったって、松田くん達が言ってたわ！」
松田くん達……？
話の流れからして湊が言っていた警官の二人のことなのだろう。
「Aちゃんも良かったら飲んで！同僚の由美が、えっと、仕事仲間の海外土産でね、これがまた凄く美味しいのよ！」
渡されたティーカップからは、薔薇のようで桃みたいな奥深い匂いが鼻腔を擽る。
確かに、これは美味しそう。
………うん、美味しい。
奥深い匂いと共に、すっきりとした味わいがする。
だんだんと心臓が落ち着いてきた。
ふと周りを見れば、世話しなく動いている警察官の人達。
電話は切れることなくコールが鳴り、パソコンを打ち込む音が聞こえてくる。
……この人達が護ってくれてるんだよなぁ。
なんか、心強い。
「お、その子がAちゃんか〜」
「っ！！」
「あ！松田さん！伊達さん！」
「よっ！」
「松田、急に声かけんな！ごめんな？びっくりしただろう？」
「い、いえ……」
大丈夫か？と申し訳なさそうに見てくる優しい人が、恐らく伊達さんだろう。
そして私を見て、ニヤニヤしながら煙草を吸ってる人が松田さんなんだろう。
あ、なんか佐藤さんキレた。
「松田くん、ここ禁煙なんだけど」
「っげ、つい癖でな、っはは！」
「もう！」
「んで？君が、湊くんの幼馴染み兼保護者の
Aちゃんで合ってる？」
「保護っ…まぁ、はい、AAです」
小学生の頃に両親を亡くした湊。
親戚付き合いが無かったせいか、施設に引き取られそうになったところで私の両親が引き取った。
養子縁組は組んでは居らず、相変わらず隣同士の家で住んでいる。
私の両親は海外での仕事が多く、実質互いに一人暮らしのため助け合って生活している。
「ほぉー可愛いな、…うん、イケる」
「なに言ってんのよ！！このバカ！！Aちゃん気にしなくて良いからね！？」
「ははっ」
乾いた笑いが出た。
＊
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そらね - なんだかんだで夢主ちゃんの心配をしてる感じの湊くん、素敵です！ (2022年4月22日 18時) (
レス) @page32 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - ユキさん» お目通しいただきありがとうごいます。ヤンデレ尊いですよね！頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - イアデビルさん» お目通しいただきありがとうごいます。頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はあヤンデレ尊い……更新頑張ってください！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 78a4c2c60e (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです更新頑張ってください！ (2020年4月24日 10時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水梨リンゴ | 作成日時：2020年4月17日 10時
