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＊
「んじゃ、置いてくるわ」
「ありがと」
コナン君を抱えあげた湊は、毛利探偵事務所への階段を登ってく。
結局、閉店頃になって泣きつかれたのか、いつの間にか寝ていた。
湊や安室さん、梓さんと話してたから苦では無かったけど…。
いや、肩凝った。腕痛い。
「お優しいんですね」
「え？」
横を向けば、安室さんはゆるりと笑う。
あまりにも優しい笑みにまた胸が高鳴る。
勘弁してくれ、イケメン耐性はついてないんだってばよ。
「僕だったら許せませんよ」
「…私も内心は許してませんよ」
そう言えば、安室さんは意表を突かれたように目を見開く。
私、さっきから安室さんのこと驚かしすぎだよね。
ははっと苦笑いが出る。
「だけど、相手は小学生ですし……善悪の区別なんて学んでいる最中、頭ごなしに怒ったところで学びになんかならない」
まぁ他人の飲み物に無断で変な粉を入れるのは論外だけどな！！(２回目)
「…あなたは凄い人だ」
「…そうですか？さっきまで小学生相手に怯えまくってましたよ、それに、安室さんに助けてもらえなかったら絶対にあのまま流されてました、ほんと、安室さんのおかげです」
また安室さんは目を見開く。
…私、安室さんのこと驚かしすぎだよね。
何回目だ、目を見開かれんの。
「僕の、おかげですか？」
「はい！そりゃもう！居てくれて助かりましたよ」
「僕のおかげ、ですか……」
嬉しそうに笑みを浮かべる安室さん。
いや、絵になりすぎ！！
凄い！！なんか、絵画みたい！！
月明かりに照らされながら笑みを浮かべるイケメン…最高かよ！！
「あの、改めて名前聞いてもいいですか？」
「あ、そういえばまだでしたね！私は、AAと申します！」
「A、Aさん…」
「はい！……えっと？」
「あぁすみません、僕は安室透と申します、これからよろしくお願いしますね」
差し出された手を握れば、安室さんの温もりが伝わってきて体が熱くなる。
いや、やばい。イケメンと握手しちゃった！
そっと安室さんを見れば、安室さんの綺麗な青い瞳と目が合い、また胸が高鳴った。
＊
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そらね - なんだかんだで夢主ちゃんの心配をしてる感じの湊くん、素敵です！ (2022年4月22日 18時) (
レス) @page32 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - ユキさん» お目通しいただきありがとうごいます。ヤンデレ尊いですよね！頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - イアデビルさん» お目通しいただきありがとうごいます。頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はあヤンデレ尊い……更新頑張ってください！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 78a4c2c60e (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです更新頑張ってください！ (2020年4月24日 10時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水梨リンゴ | 作成日時：2020年4月17日 10時
