手下と生活 17 ページ20
ガチャッ
｢ただいま帰りましたー。｣
Mr.Vから貰った合鍵で扉を開ける。靴を揃え、靴箱にしまい、リビングに入る。
そこには誰もおらず、皆部屋にいるようだった。
現在17時。とりあえず、服を着替えようと自部屋に入った。
｢んっ……ふぅ…｣
ブレザーとセーターを脱ぎ、ハンガーに掛ける。ネクタイも外し、またハンガーへ。
シャツのボタンを上から外し脱ごうとした時、私の自部屋の扉が開いた。
｢おっかえりー！Aちゃ……｣
｢え。｣
｢おい、なんだよ、ジャックーーお。｣
これを修羅場と言っていいのか分からないが、私はこれ以上の修羅場に出くわしたことはない。
頬のハートより赤くなってるジャックさん。
何か私の体を品定めしているエイトフットさん。
そして、シャツを脱ぐ途中の私。
とりあえず私は、シャツをもう一度羽織った。
で、冷静に。
｢ただいまです、ジャックさん。エイトフットさん。｣
｢おぉー。てか、Aお前いい体してん｣
｢何言ってんだ！クソタコッ！！り、リビング行ってるねー！Aちゃん。｣
エイトフットさんの言葉を遮り、ジャックさんはエイトフットの頭を殴りながら私の部屋を後にした。
｢………。着替えよ。｣
あまり羞恥心がないのは、私の短所なのかもしらないな。
そう思った。
ひょこっ
私には似合わない効果音だけれども、そういう効果音が出るような、覗き方をする。
リビングには騒ぎを聞き出したのか、今日お休みのメンバーが集って、見る限り、ジャックさんをいじめているようにみえた。
すると、お休みメンバー女子組のハーデスとヴェールが私に気付き、こちらへ来た。
｢大丈夫ですの？Aさん！！こんな野郎共に見られたって聞きましたわ！｣
｢私が半殺し以上にしてあげてもいいわよ？｣
心配してくれたようで、ハーデスさんなんかは手に炎を出そうとしている。
｢あぁ…大丈夫ですよ。あまり気にしないので。｣
｢そういう問題じゃありませんことよ！！｣
｢そうね。まだこの体になって少ししか経っていないけど、貴方は女性として恥じらいが足りないんじゃないの？｣
｢ぐっ…｣
仰る通りでございます。何も言えません。反論出来ません。
そっと、男性陣組を見ると、ジャックさんと目が合った。と、同時にジャックさんが目を逸らす。
ショック…じゃなくて、ジャックさん結構ピュアだな！？
としか、思わなかった。
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瞳美 - 優美・・・お姉ちゃんの優香とあたしの瞳美を混ぜた言葉みたい・・・おえええ (2016年7月18日 13時) (
レス) id: 4f655679ab (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - いえいえ。 お力になれて良かったです。 (2015年11月20日 23時) (レス) id: eae017b56e (このIDを非表示/違反報告)
未渕(プロフ) - ウメさん» 誤字ありました！報告ありがとうございます♪ (2015年11月20日 23時) (レス) id: 5bf8c8df7a (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - 大変失礼だとは承知しているのですが、３３に誤字がありませんか？本当に失礼なことをコメントに書き込んでしまいすみません。 これからも楽しく読ませて頂きますね♪ (2015年11月20日 23時) (レス) id: eae017b56e (このIDを非表示/違反報告)
未渕(プロフ) - エイトフット様愛してるさん» コメありがとうございます！私はアトモスは見れました！朝から張ってましたよ！ (2015年11月19日 6時) (レス) id: 5bf8c8df7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未渕 | 作成日時：2015年10月22日 23時
