両片想い (ページ2)

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side ryo .

『あらん！泣』

顕「涼ちゃん… 」

この日、Love-tuneの解散が世間的に発表された。

でも、俺らはちょっと前から知ってた。

その時は今までに無いくらい泣いた。

だって、、、俺はLove-tuneのみんなが大好きだから。

それと今日はまた少し違う。

謙ちゃんや美勇人くんみたいにまだ事務所にいる時間があるわけではない。

さなぴーともろとながつと萩ちゃん、そして顕嵐は今日事務所を退所する。

俺はずっと前からあらんの事が好き。

でも、男同士。あくまで先輩後輩の関係。

歳はあらんの方が上でも入所は俺の方が先だけど…

世間的に男同士の恋愛に理解の無い人がまだ多い。

気持ちを伝えてこの関係を崩したくないって言うのもあったけど、1番はあらんに拒絶されるのが嫌だった。

『あらん、、、泣』

顕「もう泣きすぎ笑かっこいい顔が台無しだよ？？笑」

『かっこよくなんか、無いもんっ泣』

顕「ほら、おいで？」

『んー泣』

おいで、と言われたから俺はあらんの胸に飛び込んだ

顕「また、いつでも会えるよ？？」

『ほんと！？』

顕「うん(*^^*) だから、もう泣くのやめよ？」

『ｺｸｯ』

顕「ふふっ笑」

『なんで笑うの？？』

顕「いや、涼ちゃんもまだ子供だなーって笑」

『？？』

顕「最近は身長も伸びて、色気も増してきたかもしれないけど、俺の方がまだ身長も高いし子供っぽいとこあるなーって笑」

『んーっ！いつかあらんより身長高くなるもんっ！』

顕「そういうとこだよ笑笑」

『笑笑』

顕「じゃあ、また今度、」

『うんっ！絶対だよ？？』

顕「わかったよ笑」

『「バイバイ」』

あらんにまた会える、そう思うだけでこれからの仕事も頑張れる気がした＿＿＿＿.