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私はカバンから睡眠薬を出す
『これのこと、言っているんだよね？』
岸「ジェシーくんたちは知っているの？」
『ううん、知らない。
もともとショートスリーパーだし、言うほどではないから』
岸は私の変化にすぐ気が付く
兄の事故がトラウマで、夜に眠れない日々が続いた
そんな時、岸と一緒に病院に行き睡眠薬を手にした
もう７年前の話
未だに手放すことはできていない
岸「そっか、無理すんよね」
私の頭をやさしくなでる
『うふふ』
岸「なんで笑ってんの？」
『懐かしいなと思って。
出会った時から岸は私に過保護だったよね。』
岸「そうだっけ？」
『そうだよ。
岸が甘やかすから、岸離れができない』
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作者名：kurara | 作成日時：2020年2月23日 15時
