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北斗said
「どうしよう、Aに電話しても繋がらない」
マネージャーが泣きそうになっている
俺らも必死でAに連絡を取る
俺が電話して何度目だろうか、20回は超えていたと思う
ようやくAと繋がった
「A!今どこにいるんだよ、ライブ始まるぞ」
電話の向こうからカンカンと音が聞こえる
どこかで聞いたことがある音
『ほく、ごめん』
音の正体が踏切だと気が付いた時、時はすでに遅かった
ひどく大きな物音が聞こえる
電車とぶつかったのだろうか、嫌な妄想ばかり広がる
北「っ!Aが電車と!」
その場にいるメンバーやスタッフに向かって叫ぶ
そういえばAが俺を「ほく」と呼ぶときは本音を言う時だったなと思い出す
結局その日Aはコンサート会場に現れなかった
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莉生(プロフ) - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2019年8月20日 16時) (レス) id: b890d2b513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kurara | 作成日時:2019年8月18日 0時