26 ページ27
「A!」
店内に響く大きな声で名前が呼ばれる
待ち合わせの居酒屋に行くとすでに岸がビールを片手につまみを食べていた
『久しぶり!遅れてごめんね』
上着を脱ぎ、座席に腰をかける
店員さんが持ってきたおしぼりで手をふきながら『生で』と注文する
岸「俺の仕事が早く終わっただけだから、大丈夫っす」
そう言いながら飲み干すビール
いつもよりグラスの空きが早い
『何かあった?』
岸「Aの脱退、ニュースで知ったんすけど…」
『うん、ごめん。言ってなかったね。
俺さ、あれから10年経つし、兄の代わりを辞めようと思って』
兄と同じオーディションでジャニーズに入った岸
兄と同期で年齢も同じ
兄が所属していた1か月の中で、仲良かった存在
男装した俺が初めてジャニーズに来た時、唯一兄ではないと見抜いた
岸「そうすか…
Aが決めたことならいいんすけど、SevenTONESのみなさんは…」
『まだちゃんとした理由は知らない。けど、言うつもり』
248人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉生(プロフ) - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2019年8月20日 16時) (レス) id: b890d2b513 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kurara | 作成日時:2019年8月18日 0時