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樹「お前どういうことだよ、説明しろよ」
『ごめん、今は言いたくない』
樹「ふざけんなよ、俺らに何も言わずに『辞める』だ。いい加減にしろよ」
『…ごめん』
樹「今聞きたいのはその言葉じゃねんだよ、ふざけん「樹」」
高「気持ちは分かるけど、Aは言いたくないって言ってるから
無理やり聞くのは良くない」
樹は俺にがんを飛ばしながら「くそっ」と言って楽屋を出ていく
「樹」と追いかけていく慎太郎
もちろん俺はこうなることは分かっていた
自分のせいだって知っている
泣くな自分、そう言い聞かせて唇をかむ
樹をとめてくれた高地だって、何も言わずにいた他のメンバーだって同じことを思っている
まとめ役の樹が嫌な役を自らかってでただけだ
北「Aが言いたくないのは分かった。
でも俺らだって何か話してくれないと納得はできないよ」
『…わかってる。でも何を言えばいいか…』
本当のことだった
今さら女でした、だから辞めます。なんて言えない
留学することにしようか、やりたい仕事が見つかったと言おうか
頭で色々な考えを巡らせる
でも最終的には何を言っても10年以上一緒にいたからばれるんだろうなと思った
高「今じゃなくても良いから、話せるときに話して」
結局メンバーの優しさでその場はおさまった
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莉生(プロフ) - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2019年8月20日 16時) (レス) id: b890d2b513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kurara | 作成日時:2019年8月18日 0時