今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:154,328 hit
小｜中｜大
49 ページ50
慎太郎said
俺は楽屋に入れずにいた
樹、北斗、そして岸の話声が聞こえる
いつもの俺なら気にせず入っていけるのだが、今はそんな気分にはならない
探し物に出会えたからだろうか
いや、そんな嬉しい感情ではない
出会えた探し物の苦しみを今気が付いてしまったからだ
『俺は出会えたこの意味を信じてる。
瞳に映る景色はそれぞれ違っても、きっと心はどこかで繋がってる。
だから俺の存在は残さないでほしい。消してほしい。忘れてほしい。』
そんな言葉が聞こえた
曲で俺らにメッセージを残すのも、同期の岸に伝言を頼むのも
Aらしいなと思った
それと同時に俺の中で葛藤が始まる
みんなに言うべきか、言わぬべきか
迷った末、俺は手に持っていた手紙をくしゃくしゃにする
一文字も見えないように丸める
でもそんなことは不可能で、黒木Aの文字が目に入る
慎「…A、、、なんで俺に託すんだよ…」
声にならない言葉とともに涙があふれてくる
Aに会いたい、その感情はもうなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉生(プロフ) - とても面白いです！続き楽しみにしています！ (2019年8月20日 16時) (
レス) id: b890d2b513 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kurara | 作成日時：2019年8月18日 0時
