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カフェを出てもう一度メインストリートに戻る。
自然と手が繋がれることに胸がときめいてしまう。
『ここのカフェのタルトとっても美味しかったです!』
「そりゃーよかった
すげぇ幸せそうに食ってたから写真も撮っといたしな?」
そう言うと先輩はスマホの画面を私に向けてくる。
画面にはタルトを頬張るデブ活姿の私。
『また盗撮してたんですか!?消してください!』
先輩のスマホを奪おうと手を伸ばすけどおれはヒョイッと先輩の頭上に。
ジャンプして取ろうとするけど先輩は背が高いからなかなか届かない。
「可愛いんだからいいじゃん」
『可愛くないです!ダメです!!』
高くジャンプしても全然取れなくて諦めようとしたら
慣れないパンプスのせいで着地に失敗しそうになる。
『ぁわわわ!』
やばい!後ろに倒れる!
「おっと」
・・・と思ったけど万里先輩が私の腰に手を回して支えてくれる。
自然と顔の距離が近くなってしまって顔がどんどん熱くなる。
「はしゃぎすぎだろ」
『・・・ご、ごめんなさい・・・//』
距離感が耐えられなくてとっさに万里先輩から離れる。
「照れてんの?」
『て、照れてないです・・・』
「ふーん・・・?」
先輩は意地悪そうに笑うと行こうぜ、と言って私の手を引いていく。
先輩に触れられるだけで
先輩の顔を見るだけで
胸がドキドキしてトキメキが止まらない。
きっと
私は
万里先輩のことが好きなんだ・・・。
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ゆら(プロフ) - いつも更新が待ち遠しいです! (2018年1月28日 9時) (レス) id: 453ab0f631 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - ぺんたさん» ぺんた様コメントありがとうございます。応援の言葉とても糧になります(´;ω;`)これからも応援していただけたら嬉しいです! (2018年1月5日 21時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
ぺんた(プロフ) - はじめまして。今すごくこの小説が好きで更新を楽しみにしてます!毎日1話から読んでしまうくらいすきです!笑 更新頑張ってください!!応援してます! (2018年1月4日 18時) (レス) id: 29bb092d95 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - 、様 ご指摘ありがとうございます。そして対応が遅れてしまい申し訳ありませんでした。たった今更新致しました。今後気を付けて参ります。 (2018年1月3日 1時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 貴方はオリフラ外す気がないんですね。違反報告しますね運営がどう対処するかは知りませんが作品消されても自業自得ですだってルールも守れない作者の作品なんて消されても当然ですから (2018年1月3日 0時) (レス) id: 002236a509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もずく | 作成日時:2018年1月2日 19時