メモリー (utsyp)(リクエスト) ページ40
side ut
目が覚めた。
なんだか長い間寝ていた様な、体が固まった感覚。
ベッドの上のはずなのになんでこんなに体が重いんだろうか。
習慣のように体を動かし眼鏡を探すが、手がスカッて見つからない。
というか、よく見たら辺りは真っ白で、悪い目でもそこが自宅ではない知らない場所だとわかった。
どこか分からない。
隣には人影が見えるが、それが誰かも分からない。
ぼんやりと髪の色が見える。
色素の薄い茶色の髪。
知り合いに髪染めてた奴なんかいただろうか。
そもそもここはどこなんだ。
俺は、おれは...
俺は、誰だ...？
「ん...？...っ？！」
寝ていたのか目が覚めた彼が驚いたように俺を見た。
「夢...じゃないよな...大先生...っ」
「...えっと...」
俺の様子が変なのかすぐに立ち上がって部屋を出ていった彼。
消毒の様な匂い。
なんとなく、自分の状況と併せてここが病院ではないかと予想がつく。
「目が覚めたんですね」
さっきの彼とおそらく白衣を着た黒髪の人が一緒に部屋に入ってきた。
誰か頼むから眼鏡をくれないか。
全部ぼやけてて見えないのが少し怖い。
「あの、眼鏡...ありますか...？」
「あ...はい。どうぞ」
彼が眼鏡ケースから眼鏡を渡してくれる。
渡された眼鏡を掛けてようやく視界がクリアになった。
「僕のこと、分かります...？」
「すみません...覚えてないです...それ以上に、俺自身のことも覚えてない...です」
「なるほど。一応検査してみましょうか」
＿＿＿＿
＿＿
＿
「体の以上は特にないみたいですね。記憶障害のみ...ですか」
「あ...そう、ですか...」
「起き上がっていること自体異例なので、記憶障害のみで回復しているのは目覚しい回復と言えますね」
「記憶喪失...ほんまに俺のこと覚えてないんか...」
茶髪の彼が、目に見えて落ち込んでいるようだ。
眼鏡を掛けてからわかったが、彼は信じられないくらい俺のタイプだと思う。
まぁ記憶を失う前の俺がどうかは知らないが。
「...俺は、ショッピって言います。えっと...」
医者が席を外し、俺たち2人だけになった。
ゆっくりと口を開いた彼は、何故か詰まる言葉があるらしい。
「言い難いなら言わなくても大丈夫ですよ」
syp「すいません...言っていいものか...」
「俺たちの関係はこれから知っていけばいいので。俺の名前、教えてくれませんか？」
syp「あ、はい。鬱さん...」
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はまち - やば！！！作者様と推しカプ一緒だ！！！！！！これからも頑張ってください！ (6月4日 0時) (
レス) id: 0df6e44c16 (このIDを非表示/違反報告)
るある。 - まってまって!?!!???こねちのが思った以上にドタイプ (5月12日 22時) (レス) @page8 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
翔 - 続編がでるとわかっている限り、私はずっと監視兼応援してるんで大丈夫ですよ〜(笑)それはそうと、本当に今まで神小説を投稿してもらってありがとうございました！しつこいといわれようと、私は何回でも言いますよ〜今まで私はutsyp難民だったので本当に助かりました！ (2022年12月15日 22時) (レス) id: ccadea48f3 (このIDを非表示/違反報告)
逆音つらら@ちゃげっ娘。(プロフ) - 翔さん» 長いお付き合いありがとうございました！出来るだけ早く戻って来れるよう頑張りますね...w (2022年12月15日 21時) (レス) id: 7d70168393 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - 続編楽しみにしてます!!!ここまで神小説を書いてくださってありがとうございます！気長にのんびり続編楽しみにして待ってます！今回のリクも最高です！ずっと監視兼応援してますね！(おい)本当にありがとうございました！これからもずっと応援してます！続編楽しみです! (2022年12月15日 15時) (レス) id: ccadea48f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逆音つらら@ちゃげっ娘。 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年7月12日 5時
