画面越しの君 (ページ5)

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助監督「じゃあ、よろしくお願いします！」

『お願いしまーす』

二宮「お願いします。楽しみにしてます」

助監督含めスタッフと握手をしていく二宮さん

本当にここの事務所の人達は礼儀がすごい

しかも本人達は無意識だ。

みっくんも始めて会った時、そうだったな。

あー、はやく帰りたい。みっくんに会いたい。

二宮「ねえ、あなた今日ひま？」

『え？すぐ帰ります』

二宮「即答ですか」

『そうですけど．．．なにか？』

二宮「飯。行きません？しょうがないから奢りますよ」

『え、めずらしい』

二宮「おい、あなたには割とご馳走してますよね？中々の確率で」

『女子高生にそんなアホみたいな額を払わせるんですか』

二宮「そこら辺の女子高生、全員を敵に回したぞ今。」

『気のせいだと思いますよ』

二宮「いいから！行くの？行かないの？」

『あー、今日はやめときます』

二宮「あー、そうだ。あなたには小さいボディーガードがいましたね」

『たぶん二宮さんと変わらないですよ』

二宮「しってるわ。」

『なんですかそれ』

二宮「そんなに好きかね」

『．．．はい。すきです』

二宮「ふーん．．．。まあいいや、お疲れ様です」

『あ、お疲れ様です』

ﾋﾟﾛﾝ

宏光終わった?今日は牛丼だよん

『牛肉か．．．』

うん、断ってよかった。

『もっちゃん、早く帰ろ。今日は牛丼だ』

山本「いいですね。僕も食べたくなってきました」

『あがってく？』

山本「いえいえ！そんな！お２人でゆっくりしてくだはい(笑)」

『ありがとう．．．』

もっちゃんのくせに。やるじゃないか。