あの頃に

2話 ページ3

『かいーご飯終わったらお着替えしてねー』

「はーい」

私はかいがご飯を食べている間にかいの幼稚園の用意と自分の用意を終わす

「ままーお着替え終わったよー」

『はーい！じゃ、そろそろいこっか！』

「うん！いってきまーす！」

『いってきまーす！』

幼稚園までは家から15分くらいのところだからいつも歩いて送り迎えをしている

「まま、今日お天気いいね！」

『そうだね！もうすぐ、春だもんね！』

そんな話をしている間に幼稚園に着いた

「あ！ふうか先生だー！

『ちょっと、かいー！』

かいは担任のふうか先生のところに走っていった

「せんせーい！おはようございます！」

先生 「かいくん！おはよう！今日も元気だね！」

「うん！」

『ふうか先生おはようございます！』

先生 「かいくんママ！おはようございます！」

「ママばいばーい！お仕事頑張ってね！」

『バイバイ！ありがとう！かいも頑張ってね！』

『先生お願いします！』

先生 「はい！お預かりいたします！」

かいを幼稚園に送った後はそのまま仕事場に向かう

私の仕事場はクリニックで、看護師になって1年目は勉強のために大学病院で働いていたが2年目からはかいが小さかったため夜勤ができないこともあって、こっちに引っ越してきた時からこのクリニックで働かせてもらっている

『おはようございます！』

「まいちゃん！おはよう！」

この人はこのクリニックで働いた時からお世話になっている先輩看護師のかおりさん
いつも私やかいのことを気にかけてくれるお母さんみたいな人だ

『かおりさん！おはようございます！』

「今日もよろしくね！」

『はい！着替えてきますね！』

「はーい！戻ってきたら診察室の準備お願いね！」

『分かりました！』

更衣室で準備を整えて仕事の１日が始まる

『よし、今日も頑張ろう！！』

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