166話 ページ41
貴女side
善逸君が自分の型を作り出してから数日経った今。
徐々にコツを掴んできたのか初日よりも動きが鋭くなってきた
A「まだまだ足の動きが鳴ってない!速度が遅い」
何度も刃向かってくる善逸君に木刀で流して避けていく
善逸君が着地したところを狙って首に木刀を当てる
A「着地点を狙われるようじゃまだまだ」
善逸「Aさんが強すぎるからですよぉ…」
A「弱音吐かないの!着地点を狙ってくる鬼は多いし、そこを回避しないと技を出せない」
「はいぃ…」と弱々しく返事をする善逸君に心配を抱きながらももう一度木刀を合わせる
A「今言ったこと応用でちゃんと実践してね」
善逸「着地点でなんとかします!」
善逸君が技を出し着地したところを変わらず狙う
A「!!」
着地したと瞬間に足を狙ったが、その場に善逸君の足はなかった
上を見ると善逸君はかなりの高さを飛んでおり新しい型を出した
木刀で受け止めた途端、バキっと音が響いた
善逸「あっ!!!や、やべ…すみませんっっ」
互いの木刀が折れたようだ。
善逸「あぁー…もうちょっとでAさんの首に当てれそうだったのに……じゃなくてっ!木刀!ほんっとすみません!!」
2本の折れた木刀の先を眺めながら口角があがった
A「いいよ。稽古は終わり」
善逸「え!?ほんっとすみません!弁償するんで!稽古が終わりってのはっ!」
A「何言ってるの?怒ったから終わりって言ってるんじゃない。合格したから終わりって言ってるの」
そう言うと善逸君はキョトンとした
善逸「えっ、合格…?」
A「合格〜!さっさとお祝いのご飯食べに行こーう」
。
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笹ノ原(プロフ) - りおさん» りおさんありがとうございます!コメントとても励みになりました、嬉しいです!!!更新頑張りますね! (2021年1月18日 20時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
りお - 凄く面白くてこの作品大好きです。これからも更新頑張ってください!!! (2021年1月18日 7時) (レス) id: d089e3229f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:笹ノ原 | 作者ホームページ:
作成日時:2021年1月11日 20時