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155話 ページ30

貴女side









義勇「まずはすまない。Aが1番心配していてくれたのにも関わらず、冷たく突き放してしまったこと…」









A「……」









義勇「……俺は、最終選別の時…」









義勇は淡々と事を話してくれた。最終選別の時、錆兎が殆どの鬼を斬った事。義勇は傷を負い、目を覚ませば選別が終わっていたこと。
……それのせいで義勇自信が自分を追い込んでいたこと









涙が止まらなかった









義勇「伝えに来たのはこれだけだ」









戸の向こうで歩く音がする。









……もう、帰るの?









勢いよく戸を開けると義勇がこちらを向き驚いた顔をして私の方に来た









義勇「な、何故泣いている…」









オロオロと手を慌ただしく動かし、そのままぎこちなく私の肩に手が置かれた









A「だ、だって、そんなの…義勇のせいじゃないのに……」









こんな思い詰めてたなんて。自分が、死ねばよかったって思ってたなんて…









義勇の胸に頭を預けると、義勇は何も言わず抱きしめてくれた









……自分が死ねばいいって追い詰められる気持ち、私もわかるから。どれだけ苦しいのかわかるから、









これからはちゃんと君に寄り添っていくよ









A「……言ってくれてありがとう」









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笹ノ原(プロフ) - りおさん» りおさんありがとうございます!コメントとても励みになりました、嬉しいです!!!更新頑張りますね! (2021年1月18日 20時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
りお - 凄く面白くてこの作品大好きです。これからも更新頑張ってください!!! (2021年1月18日 7時) (レス) id: d089e3229f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹ノ原 | 作者ホームページ:   
作成日時:2021年1月11日 20時

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