129話 ページ3
貴女side
どれだけ時間が経ったか。
数十分はたってる。ずっと攻撃されて斬るの繰り返し。
そろそろ血が足りないのか視界がぼやける。
刹久「しぶといなぁもう！！！！僕は早く！！裂姫様に会いたいんだ！！お前はもう見飽きたんだよ！！！！！」
A「私もあんたの顔は見上けたわよ。だからもう、いい加減終わりにしなきゃ」
刹久「あぁ、終わりにしなきゃな」
ニヤリと笑う刹久に違和感を覚えた数秒後
……鍛桐さん！！！！
刹久「正解だよ馬鹿女」
鍛桐さんを取り囲むように地面から棘が出てきた。
A「鍛桐さっ……」
鍛桐「行け日高！！！今以外のチャンスないやろうが！！！俺は死んでもええ！お前が生きてソイツを倒せドアホ！」
A「……うん、！」
刹久「おいおいこっち来んのかよ……嘘だろ」
A「あの人はね、頑固すぎて自分の言ってることやらないとブチギレるタイプなの。
まぁ、とりあえずお前は苦しめ馬鹿」
「雪の呼吸 拾ノ型
無機質な肉を斬る音が響いた
刹久「あ、？」
ゴロンとくびが地面に落ちた
刹久「き、斬ら、れた……僕が？お前に？
そんな、はず……な……がっ、なんだよこれ、気持ちわりぃ、冷てえ、痛いっ！！」
A「それ、不思議でしょ。雪が残るように冷たい、痛くなっていく。お前ら鬼が1番苦しむの」
刹久「てめぇ、こ……の……やろ、……」
A「バイバイ。刹久」
刹久「……さ、きさま…」
刹久は灰となり消えていった。
終わった……
A「そうだ、鍛桐さんっ！！！」
棘を斬ると鍛桐さんの腕が見えた。それを見て引っ張ると目を閉じている鍛桐さんがいた
。
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笹ノ原(プロフ) - りおさん» りおさんありがとうございます！コメントとても励みになりました、嬉しいです！！！更新頑張りますね！ (2021年1月18日 20時) (
レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
りお - 凄く面白くてこの作品大好きです。これからも更新頑張ってください!!! (2021年1月18日 7時) (レス) id: d089e3229f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹ノ原 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年1月11日 20時
