検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:376,890 hit

28.悪夢の音 ページ31

.




凄く、幸せだった。


姉ちゃんの料理は美味いし、姉ちゃんは凄く優しい。




「善逸 一緒にお風呂入ろ!」


「おっおふっお風呂!?」


「そ!いっつも入ってるでしょ?」




幸せだなあ。


これがずっと続けばいいのに。




そう思った途端、目の前が真っ暗になった。






「えっ.....



姉ちゃん...?





姉ちゃんどこ行ったんだよ!」



どこにも居ない。

そして本当に何も見えない真っ暗な中。


怖い。



何が起こったんだ?



何が...







「善逸」




突如後ろから声がした。


振り返った先には、姉ちゃんが居た。

遠く離れた場所に。





「姉ちゃん...?」



なんで、そんな離れたところに居るんだ?





姉ちゃん、



なんで...そんな怖い顔してるんだ?






「消えて」



「...え?」




なに?


なんなんだ?




なんでいきなり、そんな怖い顔をしてるんだ?











「あんたなんか弟じゃない」







待ってよ









「あんたなんか知らない」








やめてくれ









「あんたなんか 死ねばいい!!」





「ッやめろ!!」









心が、凄く凄く痛くなった。



何も考えられない。





ずっと思っていたのか?





だから、迎えにも来てくれなかったのか?



この人の中で俺は



































存在していなかったのか。























「あ...ああ...あぁあああああ!!!」





全てが、真っ暗になった。

29.匂いの音→←27.嫌な音



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (155 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
299人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

捺稀(プロフ) - まるさん» まるさん、コメントありがとうございます!なんとも嬉しいお言葉大変恐縮でございます。すごく嬉しくてコメントを見た瞬間感動致しました。これからも頑張ります。宜しくお願い致します! (2019年6月1日 23時) (レス) id: 49f76c2279 (このIDを非表示/違反報告)
捺稀(プロフ) - 沙善さん» 沙善さん、コメントありがとうございます!そう言って頂けて凄く嬉しいです。これからも頑張りますので宜しくお願い致します! (2019年6月1日 23時) (レス) id: 49f76c2279 (このIDを非表示/違反報告)
まる - コメント失礼します。鬼滅の刃の作品でこの作品が一番好きです!これからも無理せずに頑張って下さいね!応援しています! (2019年6月1日 22時) (レス) id: 8072d1b213 (このIDを非表示/違反報告)
沙善 - このお話すごく好きです!私も善逸推しなので、展開が気になります!更新待ってます! (2019年6月1日 16時) (レス) id: 03d3a4854d (このIDを非表示/違反報告)
捺稀(プロフ) - 美桜さん» 美桜さん、コメントありがとうございます! 沢山のお褒めのお言葉恐縮です。美桜さんのコメントみた瞬間凄く嬉しくて感激致しました。これからも頑張らせて頂きます!ありがとうございます! (2019年5月30日 17時) (レス) id: 49f76c2279 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:捺稀 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年5月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。