244吠え ページ17
Mr.「王サマもあんな顔するんだな」
あ「……私だって初めて見た」
Mr.「オ!やっと反応してくれたな、お嬢さん!」
あ「うるさい」
思わず反応してしまった言葉に鬱陶しいリアクションをとるMr.
……確かコイツが爆豪勝己と踏影を″個性″で攫った人物
踏影は無事、障子目蔵により救出されたが……
未だに爆豪勝己を″個性″で持っているのか?
この男が持っているとしたら
何時奪える?
いや、いつ奪うのがベスト?
そもそも……私に奪い返せるのか?
無理だ
この状況で私に出来る事は
懐柔されたふりをし
隙を伺って爆豪勝己共々ここを脱出する事
それまで機会をうかがわなければーーー……
Mr.「そんなに見つめられると、おじさん照れちゃうぜ?」
あ「……だまれ」
Mr.「おっと、こりゃー辛辣だな」
横のペテン師は放っておこう
絡んでいたらきりがない
それよりも今はーーー……
あ「黒霧、何故狼王が
黒霧「……何故その様なことを聞くのです?夜吠A」
あ「質問に質問で返すな。今質問しているのは私だ。答えろ黒霧」
黒霧「これは手厳しい…しかし、″真実″なら既に死柄木弔が貴方に語って聞かせた筈ですが?」
あ「はぐらかすな。私がそう簡単に信じると思うな。私が欲しいのは″真実″だ。お前達に都合のいい″虚実″ではない」
黒霧「一昨日まで、貴方が刷り込まれていたものこそ″虚実″ですよ。死柄木弔が貴方に話したものこそ″真実″」
あ「証拠はッ!!?」
瞳を細め飄々と語る黒霧に思わず声を荒げる
周りの反応なんて知ったことではない
私は知りたい
″真実″が知りたいんだ
黒霧「それは……貴方の御父上が伴侶である貴方の御母上を殺していない証拠……で。よろしいですか?夜吠A」
あ「それ以外何がある。私が知りたいのはそれだけだ。父が母様を殺したのか否か」
黒霧「……我々がその証拠を提示するのは難しい。ですが……彼なら、貴方が望むものが得られることでしょう」
あ「彼…?」
黒霧「″ツイオク″という名で通している少年です。私は直接会ったことはありませんが……」
あ「ッ!?」
″ツイオク″が……?
トガ「誰です?その人?」
トゥ「俺は知ってるぜ!誰だそいつ!!」
荼毘「俺も知らねえな」
マグネ「私も知らないわねえ」
スピ「俺も知らんな」
Mr.「…………」
マグネ「あら、どうしたのMr.?」
Mr.「……あのガキは止めた方がいいと思うよ、お嬢さん。本当に」
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ポンズイ - 強制じゃ無いんで、気にしなくても良いですよ！ (2018年8月10日 17時) (
レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ - 僕も尾白君オチが良いと思います！！出来ればで良いですが、出来たら尾白君オチにして貰えませんか？？ (2018年8月10日 17時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - この小説とてもとても面白いと思います！！良かったらなのですが、オチは尾白君にして貰えませんか？もし良かったらでいいので！！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ - この作品、滅茶苦茶感動しました！！これからも、頑張って下さい！！応援してます！ (2018年7月8日 1時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 更新頑張って下さい^▽^応援してます！ (2018年6月21日 13時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年6月4日 15時
