32吠え ページ2
「初めまして｡我々は
平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
やはり…
「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ…ですが｡何か変更があったのでしょうか?まぁ…それとは関係なく…」
嫌に丁寧な口調で話すモヤ男の体が揺らぐ
まるで大きな腕を広げる様にモヤが霧散していく
「私の役目はこれ」
しかしその前にモヤ男の前に躍り出た爆豪勝己と切島鋭児郎
爆豪勝己はお得意の爆破を叩きつけ、切島鋭児郎は硬化した腕で切りかかった
切島「その前に俺達にやられることは考えてなかったか!?」
いきり立つ切島鋭児郎を気にした風もなくモヤ男は平然と
「危ない危ない………そう…生徒といえど優秀な金の卵」
13号「ダメだ!どきなさい、二人とも!」
「ああ……そういえば…件の少女は……」
そう言って、私達を見回す仕草をしたモヤ男と目が合う
途端男は怪しく光る黄色い瞳を細めて私達の度肝を抜く台詞を吐きやがった
「ああ…よかった…そこにいらっしゃった」
あ「っ!?」
モヤが来る!!
尾白「夜吠!!?」
黒いモヤの向こうにこちらに手を伸ばす尾白が見えた
ｰｰｰｰｰついでに
ｰｰｰｰｰ散らして
ｰｰｰｰｰ嬲り
ｰｰｰｰｰ殺す
あっという間に視界が晴れるとそこにはｰｰｰｰｰ…
「この間はどうも｡夜吠A……ちゃん?」
あ「っ!!!!??」
手を伸ばせば届く程の距離にいたのは、顔に手をつけたあの男
慌てて後に下がり鼻にアーマーの袖を押し当てる
「そんなに邪険にするなよ…初めましてじゃないんだから、さ」
男の目が弧を描く
楽しんでやがる
「本当に黙っていてくれるとわな……そんなに��アイツら��が大事なのか?」
あ「……っ」
��アイツら��…園の皆の事だ
こいつは私の名前を知っていた
何故?
「だんまりかよ?返事も出来ないのか?ああ…気分が悪いっ!これだからガキは嫌いなんだ…!」
なに…?
男は突然首をガリガリと何度も掻き出した
気味が悪い…
こんな奴に構ってられないっ
早く相澤消太の所に行かなければ
相澤消太はここから少し離れた場所で
男は首をガリガリ掻きながら何かをブツブツと呟いている
いまなら…
あ「っ!」
私は相澤消太の後に迫っていた敵を蹴り飛ばす
相澤「夜吠!?」
「あ」
私は相澤消太に応えず次々に敵を薙ぎ払っていく
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カルマ(プロフ) - 落ちってありますか？ あったら爆豪くんがいいですw この作品大好きです 更新頑張ってください 応援しています(｀・ω・´) (2018年3月15日 20時) (
レス) id: 5c129ca7e8 (このIDを非表示/違反報告)
アルマ?(プロフ) - ココア☆遥さん» 他キャラの視点は書かない、というのが私の中のルールでして、そこは気をつけて書いてます｡更新頑張ります! (2018年2月25日 10時) (レス) id: 599a97a580 (このIDを非表示/違反報告)
アルマ?(プロフ) - 佰さん» ウチの子の魅力を知って頂けて嬉しいです!更新頑張ります (2018年2月25日 10時) (レス) id: 599a97a580 (このIDを非表示/違反報告)
ココア☆遥(プロフ) - 夜吠ちゃん男前で好きです！女の子だけどかっこいいです！ それに他キャラの視点を書かないのがすごい良かったです！ 更新頑張ってください！ (2018年2月25日 8時) (レス) id: b7e505c8d0 (このIDを非表示/違反報告)
佰 - すごい面白いです！夜吠ちゃんの設定良いですね！続きが気になります！(≧∀≦) (2018年2月24日 22時) (レス) id: e1e57bb127 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年2月15日 0時
