47吠え ページ17
塚内「とりあえず生徒らは教室へ戻ってもらおう｡すぐに事情聴取って訳にもいかんだろ。夜吠くんは病院に行ってもらう」
しばらく3人でそのままでいると、刑事が生徒に指示を出した後、私を名指しした
あ「必要ない｡放っておけば治る」
無理矢理尾白の腕から降りて刑事に向かい合う
尾白には、おいっと止められてしまったがね
足はもう治ったみたいだ
痛くない
刑事はため息をつくと、私を真正面に捉える
塚内「そういう訳にはいかない｡君の保護者に連絡して、病院で落ち合う事になってるからね」
おい、待て貴様
今…保護者に連絡したと言ったのか…?
あ「…なんて事を……」
痛みが弱い方の腕の掌で顔を覆い溜息を吐く
灯に連絡したのか……あｰｰｰｰｰ…
あ「…分かった」
塚内「よかった｡それじゃあ、こっちに」
刑事のすぐ側まで行く
すると
蛙吹「刑事さん｡相澤先生は…」
刑事はスマホで病院に連絡をとる
スピーカーに設定されたスマホから相澤先生の容態が伝えられる
塚内「…だそうだ」
全て聴き終わった時に、掌に爪が食い込むほど拳を強く握っていた
私の……せいだ…
あの時…脳無に遅れをとってしまったから…
怖気付いてしまったから……
あ「っ……」
塚内「夜吠くん、君のせいじゃないよ」
聞きたくなかった
そんな言葉
あ「うるさい」
私は悪態をついて距離をとる
全ての話が終わり刑事は緑谷とオールマイトがいる保健室へと向かった
私は他の警察に病院へと連れていかれることとなった
「行こうか」
あ「少し待ってくれ」
私は相手の返事も聞かずに、とある人物の元へ足を向ける
あ「飯田天哉」
私が声をかけると、勢いよくこちらを見る飯田天哉
飯田「む?夜吠くん!?きみ、早く病院に…っ」
あ「うるさい」
相変わらず喧しい飯田天哉の首に、痛みが弱い方の腕を回してぐっと体を引き寄せる
飯田「っ!!!!??」
少し背伸びをして飯田天哉の首元に顔を埋める
飯田「よよよよよっ、夜吠くんっ!!!!??」
吃っているうえに、とてつもなく裏返っている飯田天哉の声
君はやっぱり面白いね
あ「ありがとう」
飯田「……夜吠くん?」
中腰の中途半端な姿勢で辛いだろうな
あ「ヒーローを呼んできてくれて…ありがとう」
飯田「……クラス委員長として当然の事をしたまでだ」
腕を離して向き合う
あ「それでも、ありがとう｡飯田天哉、本当に…ありがとう」
君は今日…私達のヒーローだよ
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カルマ(プロフ) - 落ちってありますか？ あったら爆豪くんがいいですw この作品大好きです 更新頑張ってください 応援しています(｀・ω・´) (2018年3月15日 20時) (
レス) id: 5c129ca7e8 (このIDを非表示/違反報告)
アルマ?(プロフ) - ココア☆遥さん» 他キャラの視点は書かない、というのが私の中のルールでして、そこは気をつけて書いてます｡更新頑張ります! (2018年2月25日 10時) (レス) id: 599a97a580 (このIDを非表示/違反報告)
アルマ?(プロフ) - 佰さん» ウチの子の魅力を知って頂けて嬉しいです!更新頑張ります (2018年2月25日 10時) (レス) id: 599a97a580 (このIDを非表示/違反報告)
ココア☆遥(プロフ) - 夜吠ちゃん男前で好きです！女の子だけどかっこいいです！ それに他キャラの視点を書かないのがすごい良かったです！ 更新頑張ってください！ (2018年2月25日 8時) (レス) id: b7e505c8d0 (このIDを非表示/違反報告)
佰 - すごい面白いです！夜吠ちゃんの設定良いですね！続きが気になります！(≧∀≦) (2018年2月24日 22時) (レス) id: e1e57bb127 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年2月15日 0時
