23吠え ページ23
《オールマイトの授業を受けてみての感想は?》
あ「あ゛?」
くそ、腹立たしいっ
オールマイトの様子を聞き出そうと群がるマスコミも
みどりやの言葉が気になって夜眠れなかった事も
今日の昼飯を持ってき損ねた事も
腹立たしいっ!
あ「ちっ」
相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ｡Vと成績、見させてもらった」
アレを見られたのか
相澤消太は爆豪勝己と緑谷に簡単な説教をした後、私を見た
相澤「んで、夜吠」
あ「なんだ」
私にも説教か?
相澤「脱出方法が荒すぎる。足の皮を剥ぐのはその直後の戦闘を鑑みても合理的じゃない｡��個性��を活かした脱出なのはいいが、もう少し別の角度からせめてみろ」
あ「……はい」
おい待て貴様ら
なぜ私が素直に返事をした途端にこっちを向く
そんなに珍しいか
私が敬語を使ったのがそんなにも珍しいか!?
今は相澤消太を��教師��と意識したから敬意を払ったまでだ
失敬だぞ!?
何っだ相澤消太、貴様その顔は
腹立つ
そのニヤケ面に拳を叩き込みたい
相澤「さてHRの本題だ…急で悪いが今日は君らに…」
なんだ今度は…またテストでも?
相澤「学級委員長を決めてもらう」
「「学校っぽいの来たｰｰｰｰｰ!!!」」
途端に盛り上がり次々と手を上げていくクラスメイト
切島「委員長!!やりたいです、ソレ俺!!」
耳郎「ウチもやりたいス」
峰田「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!!」
青山「ボクの為にあるヤツ☆」
芦戸「リーダー!!やるやるー!!」
すごいなほんとに
ヒーローになる素質を鍛えられるのだろうその役割
しかし、私は全く興味が持てなく手を上げてはいない
轟「……」
ふと右斜め前の席の轟焦凍を見ると
手を挙げておらず
興味なさげにこの光景を眺めている
轟「……?」
私の視線に気がついたのか視線だけをこちらに向ける轟焦凍
あ「……」
轟「……」
お互い何も言わずに視線を合わせ
そして徐にお互いから視線を外す
何故だが彼の左の瞳からは燃えるような怒りを時折感じる
今はそれを感じなかった
普段、他人とああいう風に視線を合わせるのは不快で仕方ないが…
轟焦凍とは…不快ではなかった
何故だろうか?
そうこうしてる間に委員長は投票で決めることになった
さて、誰に入れようか
結果は
緑谷「僕、3票ｰｰｰｰｰ!!!?」
怒る爆豪勝己と明後日の方を見るお茶子
君か
飯田「だ、誰が俺に投票を…!?」
……さぁ、誰だろうね
委員長を緑谷、副委員長を八百万百としてこの件は終了した
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雪 - あれ？なんで設定ないの？ (2018年2月22日 17時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン(プロフ) - 仮装敵ではなく、仮想敵だと思いますよ〜。じゃ、続き読んできます(((((((((っ･w･)っ (2018年2月21日 13時) (レス) id: fb0974bde7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年1月27日 19時
