22吠え ページ22
切島「おお緑谷来た!!!!おつかれ!!」
控えめに開いた教室のドアの向こうにボロボロの緑谷がいた
治してもらえなかったのか?
切島「いや何喋ってっかわかんなかったけど、アツかったゼ、おめー!!」
緑谷「へっ!?」
「よく避けたよｰｰｰｰｰ!」
「一戦目であんなのやられたから俺らも力入っちまったぜ!!」
緑谷が困惑している
無理もないか
いきなりあんなに勢いよく囲まれたら
おそらく慣れてないだろうし…��ああいう風��に人から接せられるのは
切島「俺ぁ切島鋭児郎!今、皆で訓練の反省会してたんだ!」
芦戸「私、芦戸三奈!よく避けたよｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!」
蛙吹「蛙吹梅雨よ｡梅雨ちゃんと呼んで」
砂藤「俺!砂藤!!」
緑谷「わわ…っ」
尾白「緑谷、凄い人気だな」
葉隠「緑谷くん、凄かったもんね｡ね、Aちゃん!」
少し離れた所から、囲まれる緑谷を見ていると透から同意を求められた
あ「……そうだな」
なんて
思ってもいない同意を口にする
すごいものか
あんな��個性��
あれではまるで諸刃の剣だ
使う程にみどりやは傷ついていく
使う本人を苦しめる��個性��
そんなもの…持たない方がいいに決まってる
自分の命を縮めるだけではないか
尾白「夜吠?」
一人で悶々とそんなことを考えていると尾白に声をかけられた
なんだ?と首を傾げてみせると
尾白「また、緑谷達の戦闘訓練見てた時の顔になってたよ」
あ「……そうか」
頬に触れながら先に行ってしまった爆豪勝己を追って行ってしまった緑谷の背中を見つめる
葉隠「緑谷くんの事、心配?」
あ「……あんな子…心配しないはずがないだろ」
みどりやの様な危なげな子
ため息を吐きながらカバンを肩にかける
尾白「帰るのか?」
あ「ああ｡そろそろ帰らないと皆が心配する」
葉隠「へぇ〜、Aちゃんの御両親って心配症なんだね」
あ「……両親じゃないよ」
小さく呟いた声に尾白と透がえ？と首を傾げるが
それに気付かないふりをして
「またな、透｡尾白」
そう言って教室を出る
後から透の「また明日ね〜」という声と「気をつけてな」という尾白の声が聞こえる
もう少しだけ話していたいと思ってしまった
また、明日頑張ろう
私はヒーローになって…そしてｰｰｰｰｰ…
あ「待ってろ……っ」
目標までの決意を固め帰路についた
何もなく帰れる筈だったのに、心がこんなに騒ぐのは
「人から授かった��個性��なんだ」
緑谷が
あんな話をあんな所でしていたからだ
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雪 - あれ？なんで設定ないの？ (2018年2月22日 17時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン(プロフ) - 仮装敵ではなく、仮想敵だと思いますよ〜。じゃ、続き読んできます(((((((((っ･w･)っ (2018年2月21日 13時) (レス) id: fb0974bde7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年1月27日 19時
