1吠え ページ1
「Aねぇちゃん!試験頑張ってきてね!!」
「ヒーローになっていろんな人を笑顔にしてね!!」
足元にまとわりついてくる子どもたちの頭を1人ずつ撫でると、きゃっきゃっと笑いながら抱きついてくる皆に頬が緩む
みんな…��個性��的でいい子達だ
「Aちゃん」
目を細めて優しい顔で私達を見つめる園長は、私の手を握り
「Aちゃんが今日のために頑張っきた事はよく知っているよ。この子達もね」
園長のその言葉に子どもたちは大きな声で「しってるー!」と笑っている
本当によく笑う子達だ
「だから、今日私から言えるのはこれだけだ」
「いってらっしゃい」
あ「うん、いってくるよ｡園長」
子どもたちも大きな声で「いってらっしゃーーい!!」と言って、ちぎれそうな程ぶんぶんと大きくてを振ってくる
私はそれに手を振り返して、モコモコのネックウォーマーを鼻まで引き上げた
鞄に着けたお守りの青い石がｰｰｰ園の皆が作ってくれたｰｰｰがキラキラと輝いている
今日は大事な試験の日
試験が行われる高校の校舎を見上げる
あ「雄英高校…」
校門付近には沢山の受験者がいる
緊張しながら校舎へ向かうもの
私と同じ様に校舎を見つめるもの
自信満々に胸を張っているもの
みんな…ヒーローを目指してここにいる
動機は人それぞれだろう
富や名声
金に地位
純粋な憧れ
私はどれでもないけれどヒーローにならなければいけない
誰にも負けるわけにはいかない
私は止めていた足を動かし雄英校舎に入った
プレゼント・マイク「今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!」
シーン…
やかましいっ!?
慌てて両耳を手で抑えるけどキーンと耳鳴りがする
くそっ、試験前から耳を潰されるとは思わなかった…
プレゼント・マイクなら終始あんな感じだろうから…耳は塞いだままにしよう
でないと私の耳が死ぬ
マイク「こいつあシヴィーーーー!!受験生リスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?」
「YEAHH!!!!」
シーーン!!
あ、私の耳ダメかもしれん
マイク「入試要項通り!リスナーにはこの後!10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ!!持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!」
会場はAからGまでか
結構広いな
さて、肝心の演習内容は?
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雪 - あれ？なんで設定ないの？ (2018年2月22日 17時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン(プロフ) - 仮装敵ではなく、仮想敵だと思いますよ〜。じゃ、続き読んできます(((((((((っ･w･)っ (2018年2月21日 13時) (レス) id: fb0974bde7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年1月27日 19時
